日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

将棋の名人戦、敗者へエール

2023年06月02日 07時28分32秒 | Weblog
今朝の信州は昨夜からの雨が断続して降ったり小降りに
なったりですが、本格的な雨はこれから夜にかけてとの
気象台の予報です。線状降水帯の発表が、あるやもしれ
ないので、天気予報に注意してくださいとのことです。
将棋の第81期名人戦7番勝負第5局が1日、長野県高山村
「緑霞山宿 藤井荘」で行われました。二十歳の、藤井
聡太さんが「新名人」となって昨夜から信州や出身地の
愛知県では久しぶりの20歳の若者の快挙に盛り上がって
います。一方、敗れた渡辺明九段(39)が昨夜、自身の
ツイッターを更新し、敗戦の弁を述べていたのでそれを
取り上げてみたい。
渡辺九段は「今回もこのような結果になったのは残念と
いうか、実力不足が情けないというか・」と切り出した。
今回の対局のうち特に第4局、第5局で「△46角〜△66角
は全く読めていなかったし、こういう複雑な局面での正
答率が本局もそうだけどシリーズ全体、というか2020年
以降、この3年の戦いでの差となりました。無冠になった
ことについてはいざこの時を迎えてみると、一言では言
い表せません」と悔しさをじませた。
さらに「でも、今までもこの3年間も今日まで前向きに
取り組んではきました。無冠になったことで将棋への向
き合い方が変わる訳ではないんですが、このタイミング
で一度、お礼を言わせてください。長い間、タイトル保
持者として充実した時間を過ごすことができたのは、将棋
ファンのみなさまのおかげです。ありがとうございました」
と締めくくった。
39歳の名人であった渡辺九段が二十歳の藤井聡太さんに
其の「名人」の名を明け渡しその悔しさは、痛いほどよく
判ります。私もその昔、学生時代に柔道の段位試験に白帯
の小柄な中学生に敗れたことがありました。そのときの
悔しさは今でも忘れません。勝負の世界ですから当然に
勝敗はつくのですが、決して侮った訳でもなく、私より
も二回りくらい、小柄の若者の方が強かっただけですが
その時の気持ちは、いまでも鮮明です。今回の対局を見
て、勝者の藤井さんは大勢の皆さんがその賛辞を述べて
くれるでしょうが、私は敗れた、渡辺明九段の気持ちが
痛い程よくわかるので、それについてアップしてみた。
そして渡辺明九段にエールを送り、まだまだ頑張ってほ
しいと願い、これからも無冠の渡辺九段として、更なる
活躍を期待したい。





















コメント (3)
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