平地トレイルランナーの憂鬱 

~7年掛かって信州三大100kmレースを完走。まだまだFinishの充実感を求めて走ります。~

立山登山マラニック ②マラニック

2016-08-29 | 立山登山マラニック

まだ夜も明けぬ早朝4時スタート。
「少し早いですけどスタートしちゃいましょ。」なんていう緩い感じがマラニックなんですね。
数分前にスタートゲートをくぐりました。

21kmエイドまでは延々、土手の上を走ります。
未舗装部分もありますが、若干の水たまりのみでフラットです。
強い海風が追い風となって後押ししてくれます。寒くもなく暑くもなく快適。スタート時の小雨も上がりました。
皆さんスタートダッシュが早いこと。7km/分ペースのワタクシはドンジリです。
後ろから足元を照らしてくれるのはサポートカーではないですか。


だんだんランナーが疎らになって21km岩峅寺エイド。オニギリを食べて水を補給します。


ここから38km立山駅エイドまでが第2ステージ。
微妙なアップダウンを繰り返しながら標高を上げていきます。
こういうのってこたえます。徐々に疲労が・・・。
霧雨が降ったり止んだり、寒くはないので雨具の着用なし。

 
38km立山駅エイド着、8:50。
ここまでは予定通り。関門時間にたいして70分の貯金。


次の46km称名エイドまでの上りがキツイ!。
ほぼ走れる傾斜でなないです。
歩いたり走ったりなので、距離感がつかめない。
次の関門時間が気になりだします。
ここでカットになったらバスで室堂まで運ばれてしまいますよ。
なんとしても自分の脚で行かなければ。


46km称名エイド着、10:00。
どうにか辿り着きました。もうかなりの疲労です。
デポバックからはストックのみ取り出して、着替えも食料もいいでしょう。
15分でピットアウト。アラ、時間の余裕がなくなっちゃいました。
 落差日本一の称名滝もよく見えず

 
エイドから間もなく八郎坂のトレイル区間へ
ガレたつづら折れの急登が続きます。ワタクシの脚で1時間かかりました。
利用者が少ない様で岩が苔むしてましたが、登りなので慎重に足を置けばOKです。


激坂を抜けると溶岩台地の上に出て間もなく50km弘法エイド。
だいぶ標高も上がってきました。
でもまだ1600m、半分を少し超えた所なんですね。


木道を経て、バス道路へ。
天気が良ければ弥陀ヶ原も綺麗なんでしょうけど、高山植物等よくわからず。
それから木道は5m位で段差があって走れない。

 
天候不良の為、山頂部分がカットになった事を知らされたのは弥陀ヶ原エイド。
室堂が今回のFinish地点となりました。
この時の時間、12:30。制限時間まで1時間しかないではないですか。
平地なら7km/1時間は可能ですけど、この上りでは敵いませんわ。

気持ちが切れてグダグダ歩いていても、なかなか着かないので走れる所は走るとします。
7kmの上りロードが長いこと。霧で周りが見えないのでなおさらです。


霧のむこうから声援が聞こえてくると、ようやくFinish。
14:05。タイムアウトですけど今回は完走扱いにしてくれるみたい。








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