平地トレイルランナーの憂鬱 

~7年掛かって信州三大100kmレースを完走。まだまだFinishの充実感を求めて走ります。~

ウルトラマラソンの呪い

2017-04-09 | 大島ウルトラランニング

先のウルトラマラソン、何より辛かったのは早朝に宿を出る時に言われた女主人の一言。
『夕飯は6:30ですから、それまでに帰ってきてくださいね。』

オイオイオイ、俺様のウルトラマラソンのフィニッシュ予想は制限時間の10分前、午後6:50ですよ。

あの一言を言われた瞬間から、ワタクシのゴールはフィニッシュラインの500m先、制限時間は13:30になったのでございます。
正規のフィニッシュでは13:20が目標になりました。10分あれば宿まで行けるでしょう。
かなりハードル上げ上げですよ。

たぶんオバチャンは何気なく言ったのでしょう。通常の客ならそれでいいんでしょ。
でも、それはランナーにはNGワード。
「食事とっておきますから、無事に完走してください」って言ってほしかったです。
あの一言がレース中、呪いの様に心にのしかかるのでございます。
どうもこの宿、飯は美味かったのですがあんまりサービス精神がなくて夕食を片付けかねないんですねぇ。

レース後半は時間が気になってしょうがない・・・。
必至に走らんとならんです。Orz。。

漸くフィニッシュが見えてきたのが80km位。
どうやらフィニッシュは午後6:30~20の間になりそうです。グダグダなら6:30。頑張れば6:20位でしょう。
夕飯にはありつけそうです。

実際のレースのフィニッシュは午後6:22。
でも宿はまだ500m先のなので記念写真もそこそこにまたまた走りましたよ。
100kmも走った後に・・・。
おかげで完走証もメダルももらい忘れました。あとチップを返すの忘れた。

宿に着いたのは6:35でした。宿の皆さんはまさにいただきますの瞬間でしたよ。
これは許容範囲でしょう。

あの一言のお陰で自己のウルトラマラソンのPBを約30分短縮できました。
人間、やれば出来るもんだ。


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