T男の話（表）

後輩のT男は「原発」で働いてた





ある日、体の具合が悪くなって医者に行った




そこで薬を貰ったけど、良くならない






その後「黄だん」になって、入院した






医者は「これは生体肝移植をしないといけない」と言う






それで、移植が出来るかの検査と




親戚の人で「移植できる肝臓かどうか」を診る検査をした









その内に、T男の顔色がドンドン悪くなって




最初は「大部屋」だったのが「一人部屋」に移された










皆が「あれは絶対に、原発の放射能が原因だな」と話してた










と、ここまでが母から聞いた話










昨日「運動会のあがり」があって、そこで意外な事を聞いた

T男の話（裏）

結局「田舎の病院ではダメだ」という事で




京都の病院に移された




そこで診断してみたら







「肝移植の必要は無い、血液のろ過も急ぐ必要は無い」と言われた










さらに色々調べてみたら









最初に出された薬が原因で「黄だん」になった、という事も解った























１ヶ月間に払った金（６０万円）と、ツライ思いをした事は無駄だった












今は、ちゃんとした治療を受けて回復に向かってる










・・・・・冷静に考えてみると、話を２つに分ける必要は無かったかな？





一度やってみたかったもんで