アタシだって言いたかないよ、言いたかないけど言わせてもらうよ

その時に思った事、面白かった事を書きます

算段の平兵衛

2012年06月11日 11時28分23秒 | Weblog
この前、フッと浮かんだ言葉があった




「世の中で{もうアカン}という事はない


それは人を殺した時くらいだ」





(これってどこで聞いたんだろう?)と思ってたら



突然思い出した




「算段の平兵衛」という落語で聞いたんだった





俺が聞いたこは、こういう話だった


(調べてみたら、色んなパターンがあった)







ある村人が平兵衛を訪ねてきてこう言う




村「助けてくれ、俺はもうダメや」





平「何を言ってるんや、もうダメなんて事は、人を殺した時くらいしか言ったらアカン


で、どないしたんや?」






村「実は、人を殺してしもた


アンタなら、どうにかしてくれる、と聞いてやってきたんや」





平「いくらワシでも、それは無理やな」






村「そんな事を言わんと、ここに十両かき集めてきたんや


これで何とかしてもらえないやろか?」





平「何?金をくれるんか?それなら話は別や」









という風に話は進んでいくんだけど




(なるほど)と思ったのは



「十両」と聞くと「いかにも昔の話だな」と感じる



だから「人を殺した話」でも気軽に聞けるんだな