トンカツ

大阪に居た頃、あるトンカツ屋に食べに行った





そしたら、出てきたトンカツは、中が「赤い」


（ピンクじゃなくて、もっと火が通ってない状態）







しょうがないから、しばらくそのまま置いてみた





そしたら「白く」なって、安心して食べた




食べてみたら、豚肉が柔らかくて美味しい







（これはわざとやってたのか）と感心した

























それから何回も行ったけど、２度と「赤いトンカツ」は出てこなかった
















・・・・・・やっぱり失敗だったんだな

祭り・２

で、祭りが終わって


「お供え物」を皆で分ける事になった



リンゴやオレンジはいい



大根やナスはいい









ただ、神様だから「小鯛」が３匹供えてあった




区長が「これはもう腐ってるかもしれない」



と言うから、俺が見てみたらまだ大丈夫だった







「これなら大丈夫だから、俺が貰って帰りましょうか？」



と言ったら、他の人が





「いや、それはいけない、皆で分けるべきだ」と言う








結局「事情があって来れなかった組長」と



「早く帰った組長」に持って行く事になった




（ちょうど３人だった）









でも、頭もウロコもハラワタもついた、小さい鯛



しかも、かなり古くなってる

























こんなのを１匹づつ貰っても、嫌がらせやん













まぁ（それも面白い）と思って、反対はしなかったけどね

祭り

昨夜は、うちの近所の祭りだった



祭りといっても、夜店も出ない




地元の青年団みたいなのが、焼き鳥を焼いて売ってるだけ





毎年、俺が焼き鳥を焼いてるんだけど




今年は組長だから、神社の社の中に居て




お参りしてくれた人に「お神酒」を出したり



土産（酒をちくわ）を渡したりしてた






それはいいんだけど

























全然人が来ない













なんせ高い場所にあって、普通に上って１０分以上かかる




年寄りはもっとかかる






だから来ない人も多い






酒を渡すのは「１軒に１本」だから、年寄りと若い人が別々に来たら




（この家には渡したか？）と覚えてないといけない







ドンドン来てくれたらいいけど、誰も来ないのに待ってるのはツライ










フッと気が付いて、メールを出してみた






いつもはPCを使ってるから、携帯からのメールは邪魔くさい




でも、今回は思いっきり時間がある







「げんきか？いま、まつりだけど、ひまだからめーるしてます」









これだけ打つのに何分かかったか・・・・・








大阪の姉と、二人の姪




それから東京に居る甥にメールを出した



（親父の携帯に、アドレスが入れてあった）






そしたら、すぐに返事が返ってきた










何回もやってる内に、段々コツが解ってきた







なるほど、皆がハマるわけが解った






面白いなぁ

























でも、思いっきりヒマな時間がないと、俺には出来ないな










途中で電池切れになって、中途半端で終わってしまった






まぁいい時間つぶしになった

ワーキングプア問題

さっきまで「大田総理」のテレビを観てた





「最近はパートやバイトが多い


１年間働いたら、正社員にするべきだ」




という提案についての話だった






その中で、気になる事を言う人が居た









「あなた方は、正社員になるために何か資格をとってますか？」




と聞かれて






















「資格をとるのって、タダでできると思いますか？」








と答えた男（アルバイトで生活してる）が居た








「こういう言い方」はアカンやろ








「お金と時間が無いから、資格をとれないんです」なら解る






でも、上の言い方だと




「俺は頭がいいんだ」というのを前面に出してる気がする







俺が社長なら、こういう男は雇わない






それとも、こういう言い方って「関東式」なのかな？










東京の人間と話してて、妙に気になるのは





「よく言うよ」という言葉







でも、大阪弁で



「よう言うわ」だったら全然気にならない










・・・・・解ってもらえるかな？

迷子

昔（高校生の頃だったかな？）「落合恵子」が書いた本の中に






「歩いてたら、近くで知らない子供がころんで泣き出した



色々喋ってみても、どうしても泣き止まない



まるで私が泣かしたみたいで困った」






という話があって、妙に印象に残ってた










「かやまミート」というHPをやってる「聡子さん」が






「ある日地下街を歩いてたら、子供の泣き声が聞こえた




近寄ってみたら、２～３歳の女の子が泣いてた



その子の手を握ったら泣き止んだ




子供は、手を握ってやると泣き止む」





と書いてたのを読んで






さすが「子供の居る人」は違うなぁ、と思った



（落合恵子は独身だった）










ただ、知識としては解ったけど




























もし俺が、小さい女の子の手を握ってたら「ロリコンのおっさん」やん











しばらく「聡子さんのHP」が見れなかったけど




どうやら無事に見られる様になって、この話を思い出した

匂い

前に、調理場で包丁を研いでた時




何か臭い様な気がした




で、研ぎ終わってから、床に水をまいて、洗剤をかけて洗った


（大掃除の時はそうする）






でも、まだ臭い










流し台もキレイに洗ってみた










でも、まだ臭い










冷蔵庫の下も、壁もキレイにした










でも、まだ臭い









（ひょっとして、俺の鼻がおかしくなったのかな？）





と思って、その時はそのまま放っておいた










夕方になって、また調理場に入って気が付いた


























まな板の前にあるタオルが臭かったんや











前の日に、魚を卸した時に使ったんだな





もちろんちゃんと洗ったんだけど




やっぱり「魚の臭い」はキツイ






意外と「目の前の物は見えない」というお話











それにしても、俺の鼻が大丈夫で良かった

神

子供の頃に聞いた話




昔は、こんな田舎にも「物乞い」が来た




家の前に立って「何かめぐんで下さい」と言う





ほとんどの家は、知らん顔をするか追い出した










でも、ある家の嫁さんは、「可哀相だ」と言っていつもご飯をあげてた






それが何年も続いた








ある日、いつもの様に「物乞い」が来た





いつもの様にご飯をあげた





そしたら、その物乞いは





「どうやらここに来るのもこれが最後になりそうです




あなたにはお世話になったから、これを受け取って下さい」






と言って「仏像」を差し出した







嫁さんは、何回も断ったんだけど「どうしても受け取ってくれ」



と言われて、仕方なしに貰う事にした







そして毎朝毎晩、その仏像を拝んだ









その物乞いの人は二度と来なかった










それからしばらくして、村の人がその家に来て






「どうも体の調子が悪い」と言う







嫁さんは、それを聞いて




「それなら仏さんに聞いてみるわ」




と言って拝んでみると




どこからともなく声が聞こえた






「あなたの家の墓がちゃんとしてないから、ご先祖さんが怒ってる




こういう具合にしなさい」






それを伝えて、その通りにすると体の具合も良くなった







それからは、その噂を聞いて色んな人が来る様になった






親切な嫁さんは、その後幸せに暮らしましたとさ





めでたし、めでたし





















と、普通の昔話ならここで終わるんだろうけど










色んな人の相談を聞く様になってから、嫁さんは夫に言った
























「私は神さんになったんやから、アンタは近寄ったらアカン」











可哀相に、夫は二度と相手をしてもらえなかった、とか








子供の頃に聞いた時は、意味が解らなかったけど




そういう事ね




田舎だから、他に楽しみも無いだろうに・・・・











「人間の幸せって何だろう？」というお話

道路

この前、車で走ってたら




どうも車の数が減った



やっぱりガソリンが高いから、できるだけ乗らない様にしてるんだろう




まぁそれは解る





解らないのは


















その横で「高速道路」を造ってる事










ただでさえガソリンが高くて、しかもさらに金が要る高速に乗るわけが無いやん
















政治家って、バカばっかりじゃないか？










普通の会社なら、間違った事をやったら




悪くてクビ、少なくても降格や減給は間違いない





でも、政治家や役人って、間違った事をしてもそのまま、なんだな







別の考え方をすれば「自分達で直す事ができない」とも言えるかも












最近新聞によく書いてあるのは






「最近は、近所に行く時は車を使わない



歩くか自転車を使う



金はかからないし、体のためにもいいし、気分転換にもなる」









これはいくら書いてもいい、と思う






でも









「皆もそうすればいい」とか




「このままガソリンが上がり続けた方が、健康と地球のためにいい」




というのは「いかがなものか」と思う










そりゃアンタはいいかもしれないけど




田舎に住んでる人間は、車が無いと生活できない





特に商売をやってると



「刺身の魚を買うのに、２０キロ先まで行かないと売ってない」




まさか「リヤカーを引いて歩く」というわけにはいかない










これからどうなるんだろう？





ただ、少しだけ楽しみでもある




たぶん今が「歴史の変わる瞬間」かもしれない






イヤでも「変わっていかないといけない状態」だからね

蒸しケーキ

「ホットケーキミックス」を使って、蒸して作ったケーキ





「しょうが湯」が激甘だったから




飲むのをやめて、ケーキの中に入れてみた




それだけじゃ寂しいから、少し生地をとってココアを混ぜて




白・黒・白・黒・・・と入れてみた




ちょっと黒が多過ぎたかな？

散歩

この前、車で配達してたら




６０歳くらいのオジサンが、子犬を散歩させてた




それはいいんだけど、リードを付けてない





俺の車に気が付いて、子犬を抱き上げようとするんだけど


























子犬はイヤがって逃げる












しょうがないから、俺はボケーと待ってた












やっぱり犬を散歩させるときには、リードが必要だよな








昨日の「ほぼ日」に







「最初はリードって好きじゃなかったけど




今は｛人間同士で手をつないで歩くのと一緒｝だと思う様になった」










これだよな




こういう考え方をすればいいんだ










ここで「権利と義務」の話をすると、固くなるから止める










話は全然変わるけど





来週の土曜日は「愛宕神社の祭り」だ




で、今日は、その準備に行ってきた







愛宕神社は、かなり高い場所にある








着いてから気が付いた


















のどが渇いた、水を持ってくるのを忘れた













また下まで降りるのは大変だからガマンしたけど






この日本で、飲み水で苦労するとは思わなかった