東京で仕事を頑張っている長男が数か月ぶりに帰ってきました。
「みんなでウナギ食べるから帰ってきな」
そんな理由でも総司令官である奥さんの号令には反射的に従ってしまう彼でありました。
「ただいま」
日曜の夜に泊まって、そのまま会社に向かう長男は、通勤できる恰好です。
「げっ!あなた、ズボンの裾がボロボロじゃない」
「超忙し過ぎて、買いに行く暇もないから」
そんな解れたズボンの裾は、映画に出てくる遭難者以外見たことありません。
某大手ゼネコンの彼曰く超ブラック企業で4年目。
そこまで追い込まれるのか・・・・・・・
「よし、スーツ買いに行くぞ!」
久しぶりに息子に会った喜びもあり、良いおやじしたくなりました。
「もう、二着ぐらい買っておいた方がいい」
長男とこれはどうかな、あれはどうかなと話すのも久しぶりなので、
すっかり気が大きくなる私でありました。
そして、裾直しやら会計やらで待っている間
「そうそう、大きな現場終わったら、給料めちゃ入っていた」
「それは良かったじゃん、で、手取りで幾らぐらい?」
「え?こんぐらい」
「・・・・・・・(汗)」
彼が示した指の本数は、僕の先月のそれを超えていました・・・・・・
息子よ、言っておくがまだ親父を超えるのは早いぞ。
親父には親父の立場というものがある。言いふらさないように。
その夜は、久しぶりの全員揃っての食事。
感無量でありました。
しかし、全員揃うとテーブル狭いな
「みんなでウナギ食べるから帰ってきな」
そんな理由でも総司令官である奥さんの号令には反射的に従ってしまう彼でありました。
「ただいま」
日曜の夜に泊まって、そのまま会社に向かう長男は、通勤できる恰好です。
「げっ!あなた、ズボンの裾がボロボロじゃない」
「超忙し過ぎて、買いに行く暇もないから」
そんな解れたズボンの裾は、映画に出てくる遭難者以外見たことありません。
某大手ゼネコンの彼曰く超ブラック企業で4年目。
そこまで追い込まれるのか・・・・・・・
「よし、スーツ買いに行くぞ!」
久しぶりに息子に会った喜びもあり、良いおやじしたくなりました。
「もう、二着ぐらい買っておいた方がいい」
長男とこれはどうかな、あれはどうかなと話すのも久しぶりなので、
すっかり気が大きくなる私でありました。
そして、裾直しやら会計やらで待っている間
「そうそう、大きな現場終わったら、給料めちゃ入っていた」
「それは良かったじゃん、で、手取りで幾らぐらい?」
「え?こんぐらい」
「・・・・・・・(汗)」
彼が示した指の本数は、僕の先月のそれを超えていました・・・・・・
息子よ、言っておくがまだ親父を超えるのは早いぞ。
親父には親父の立場というものがある。言いふらさないように。
その夜は、久しぶりの全員揃っての食事。
感無量でありました。
しかし、全員揃うとテーブル狭いな