心穏やか委員会

笑い飛ばせば気分は上々。

パパはフラれるの専門でした

2024年02月09日 | 子ども
僕は今、胸がキュンとしています。


あら嫌だ、おじさんのくせして気持ち悪いわこの人!
もしかして、少女趣味?


いやいや、心配はご無用でございます。おのおの方

昨夜、次女(21)がバレンタインデ-を前に
「彼氏にフラれた」と真っ赤な目で悲しんでおりました。

僕はこういう場面に遭遇したら、
へ~っと内心ほっとしちゃったりするのかな思っていたのですが、
何だか我がことのようにショック。
やはり、ドタキャン(前回ブログ)には意味があったのか・・・・・
彼氏に会って、口ん中手を突っ込んで奥歯ガタガタいわせてやろうかな。


デ-トの日に、支度しながら鼻歌を歌っている姿を微笑ましく見ていたので、
次女が不憫で胸がキュンとなっている次第です。


そんな時、ふと昔のことを思い出しました。
それは僕がまだ十代の頃、彼女に思いっきりフラれて地獄の底におりましたら、
母親が色々話をして励ましてくれました。
「あなたなら、もっと良い人が現れる」
「失恋は時が経てば必ず癒る」
「あなたのお父さんは結婚する前、目の前で他の女の子から貰った手紙を破いた」
そんな話を母親とすることは無かったので、今でも鮮明に覚えています。
その彼女の事は、よく覚えていないけど。


僕も同じ話を次女にしました。

「時って3カ月ぐらい?」(次女)
ん~男はいつまでもウジウジするけど、女性は割とクレバ-なんじゃない?
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お兄さん、そいつはいちとマズいぜ

2024年02月02日 | 子ども
日曜日の朝、次女(21)が浮かない顔して居間のソファーに座っていました。

「んもう、頭にきちゃうな」


聞けば、デートをドタキャンされたらしい。
今日どうする?とLINEを入れたら、大学の課題しないといけないとのお返事。
お前昨日飲み行っただろ?二日酔いの言い訳じゃねぇのかと思ったけど、
グッと堪えたそうです。

「そんな事ならバイトできたじゃん、まじイラつく、時間を返せ」
日頃、学業で過密スケジュールの彼女はご立腹です。

あ~そりゃそうでしょうよと僕は、
「ちょっとスマホ貸してみ?お前なんかしんでしまえって入れてあげるよ」


その日の夕方に(恐らく二日酔いから復活)彼から謝罪のLINEがあったようですが、
こういう場合、彼女は既読無視だそうです。

翌日、「あれからどうした?」と聞きましたら、
「え?まだモヤモヤしてるから、何度かLINE来たけど無視」

ふふふふふ、ざまあみろ
せいぜい苦しむが良い
普段は穏やかだが彼女を本気怒らせると手ごわいぞ。ふふふふ
代わりにパパがデートしてこようか?ふふふふふ



ちなみに僕は若いころ、待ち合わせに2時間待たされて、
公衆電話から家に電話したら(当時携帯なんて無し)
彼女が寝てて「え?」って言われて腰抜かしたことありました。
なんて話を次女にしました。


それはあなたのママですよと。
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師匠、弟子に抜かれる

2024年01月25日 | 子ども
「今日の晩御飯に私が親子丼作る」
と、突然の次女からの宣言。


今まで彼女は食べるの専門。
料理は自分のお昼にパスタ茹でる程度だったのに、
いきなりの変貌に僕は狼狽えました。

「え?ホントに?」

あ、でも奥さんがペペロンチーノを作って貰って、
とても美味しかったと言っていたぞ。これは期待してよいのかな。

「へ~それはそれは楽しみだなあ、頑張ってくれたまえ」
おやじランチで休日にみんなにお昼を作っていたという自負あるので、
師匠風を吹かしていた僕でしたが、夜が近づくにつれて、
「ポポちゃんをベビ-カ-に乗せて部屋中を激走していた不思議ちゃんのあの子がご飯を・・・・」
僕は、と~っても楽しみになりました。


そして、調理を夜7時にスタ-ト!
スマホでレシピを見ながら、あ~でもないこ~でもない言っています。

これは時間かかりそう。



そして、出来上がったのは夜の10時
「ぬはははは、そうでよ?結構大変でしょ?」



で、これがその完成品


「えーっ!!!ちゃんと出来てるじゃないか!すごい!」
師匠は実は親子丼作ったことないぞ!

そしてそして!すごく美味しい!
弟子にしてやる・・・というか弟子にしてくれ!


いや~参りました。
やっぱり素質ってものあるのね、不器用な父さんも負けないように腕を磨くよ。
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親父に似なかったことだけは確かだ

2024年01月09日 | 子ども
次女は只今、薬学科の3年生(6年制 泣)
新年早々の試験に向けて去年の11月頃から煙が出るぐらい勉強しています。


かなり膨大な試験範囲だそうで、ちょっと資料を覗いたけど、
出題は老若男女問わない人間の全身についてと、もはや老眼には模様にしか見えない記号の羅列。普通なら目を回されたトンボのように倒れます。
「目ん玉の裏っ側の部品まで覚えられねぇよ!」と次女も泣いていました。


3月に卒業する薬学科の先輩
お姉ちゃん曰く、「3年が一番つらい。ここを切り抜ければ何とかなる」そう。

それにしても大学の先生!
そんな大事な試験が1月5日からって、どういうこっちゃ。
地獄のお正月だぜ? そりゃないぜ、セニュ-ル。


しかし、次女は我が家きっての完全主義者
「う~ん、う~ん」と泣きながら、睡眠時間もそこそこに頑張っているのです。

これは父さんとしては、テレビの前でトドになってる場合ではない。
「はいはいはい!あなたなら出来る!大丈夫大丈夫!」
ぴ-ぴ-言いながら充血した目で居間に現れる次女の手を取って励まさなければいけません。


「美味しい安くないアイス食べたい。(ハーゲンダッツ)」
「お肉たっぷりの焼きそば食べたい。(いつもは天かすで胡麻化してる)」
「本物のジュース飲みたい(果汁100%の普段買わないやつ)」
次女の魂の叫びに答えるため、せっせと近所のスーパ-にパシリました。


今日はまだ試験二日目
まだしばらくは、この状態が続きます。


しかし、彼女は親父に似なかったことだけは確かだ。
だって、このくだりを経て、毎回彼女はお姉ちゃんを上回る良成績を残すのですから。
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たまには顔見せろよ

2023年07月25日 | 子ども
東京で仕事を頑張っている長男が数か月ぶりに帰ってきました。

「みんなでウナギ食べるから帰ってきな」
そんな理由でも総司令官である奥さんの号令には反射的に従ってしまう彼でありました。

「ただいま」
日曜の夜に泊まって、そのまま会社に向かう長男は、通勤できる恰好です。

「げっ!あなた、ズボンの裾がボロボロじゃない」
「超忙し過ぎて、買いに行く暇もないから」

そんな解れたズボンの裾は、映画に出てくる遭難者以外見たことありません。
某大手ゼネコンの彼曰く超ブラック企業で4年目。
そこまで追い込まれるのか・・・・・・・

「よし、スーツ買いに行くぞ!」
久しぶりに息子に会った喜びもあり、良いおやじしたくなりました。


「もう、二着ぐらい買っておいた方がいい」
長男とこれはどうかな、あれはどうかなと話すのも久しぶりなので、
すっかり気が大きくなる私でありました。


そして、裾直しやら会計やらで待っている間
「そうそう、大きな現場終わったら、給料めちゃ入っていた」
「それは良かったじゃん、で、手取りで幾らぐらい?」
「え?こんぐらい」


「・・・・・・・(汗)」
彼が示した指の本数は、僕の先月のそれを超えていました・・・・・・


息子よ、言っておくがまだ親父を超えるのは早いぞ。
親父には親父の立場というものがある。言いふらさないように。


その夜は、久しぶりの全員揃っての食事。
感無量でありました。


しかし、全員揃うとテーブル狭いな
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どちらにしても結局泣く父

2023年07月24日 | 子ども
「まだしばらくは、お世話になるのでよろしくね」

就活中の大学生の長女は、就職先によっては一人暮らしを考えていたのですが、
無事に第一志望の市内の総合病院から内定を頂きました。

決め手は、薬学部の病院研修で色々な患者さんと接した事だそうです。
「お爺さんが色々話をしてくれて、研修最終日に色々ありがとうって言ってくれたの」
(人に感謝を伝えるのって大事ですね)

そうかそうか、良かった良かった。
「お祝いに友達とディズニ-行くの。ご祝儀出る?」
「そりゃもう、パパの小銭入れ大解放!お昼のコンビニ連続出場記録更新だ!(泣)」
彼女がお家から通ってくれるなら何でもします。

いずれは何処ぞの馬の骨が現れ、連れ去るのでしょうが、
物騒な世の中だし、それまでは家にいればいいよ。

あ~今日は好きなことしようと大好きなゲームをやっている彼女の横顔を見ながら、
我が家は、今が一番平和な時期なのかなと思うのでありました。
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お里が知れる

2023年04月13日 | 子ども
仕事の付き合い等で行く高級なお店
いまだに苦手です。

概ね、気取った店員の登場でまずはその雰囲気に飲み込まれます。
大きいお皿の真ん中にちょぼっとのせられた正体不明の料理は、緊張をさらに煽ります。
あ~疲れる。

お里が知れるというのもでしょう。


恥を忍んでご披露いたしますと僕のお里(50年前)では、
・食卓は丸いちゃぶ台でぎゅうぎゅう詰めでした。
・お刺身にはお醤油をぶっかけました。
・最後にお茶碗でお茶を飲み、おじいちゃんなんかは入れ歯洗ってました。
・箸を持ったまま調味料を取るから、カチンと人の器に当たりました。
・おやつは食パンにマヨネ-ズをくりくりっとのせて二つ折りにしたものでした。



そして先日、お世話になっている方から「いいお店あるから」とお食事に誘われました。
「有名料亭の料理長を務めた店主」
んもう、これだけでお店に向かう途中は、手と足が一緒に出ていました。


でも先入観は良くありませんね。
その店主の方はとっても腰が低く気さくで、落ち着いて頂くことができました。

ウニを「粘土みたいで好きじゃない」と言っていた田舎者の僕を許してください。
人生でウニを美味しいと思ったのは二回目(一回目は北海道)
鯛のお刺身でくるんで、塩で頂きました。


つい最近までキャビアを「きゃびや」と言っていたのに、誰も正してくれませんでした。
春野菜にキャビヤと、黒ゴマソ-スに牛肉
正直、キャビアはとびっこみたいだけど、黒ゴマとお肉がこんなに美味しいなんて・・・・・


凄く美味しい金目の煮つけなんだけど、この白いのはジャガイモなんです。
カツオ出汁で煮込んだそうですが、絶妙に煮つけにあいました。



と、すっかりくつろいで楽しんだのでありましたが、
お会計をちらっと見て、眼圧で目が充血しました。

こんなの滅多に行けるもんじゃない・・・・

次はまた緊張するくだりからやり直しです。
(でも楽しかった)
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彼女を怒らせない方がいいぜ

2023年04月07日 | 子ども
次女(20)は、近所のコンビニでバイトをしています。
家から歩いて3分だし、幼馴染のハヤトくんも一緒なので親としても安心です。

でも、ひとつだけ難点があります。

「んもう、店長うざっ」
「店長キモイんだけど」
いつも帰ってくるとこぼしてました。


その若い店長は、かわいい子がバイトに入ってくると、
馴れ馴れしく近づき、今度一緒に飲みにいかない?とか誘うそうです。
次女の同僚の女の子の電話帳に、その店長は「うんこ野郎」と登録されています。


親としては、「まあ、世の中いろんな人がいるから、気にしない方がいいよ」
と軽く考えていました。

ところが、昔から嫌いが顔に出る次女はその店長に目を付けられ、
あれやこれやと厳しく指導され、ついにはポロポロ泣いてしまったそうです。
それをその店長が「参ったよ、〇〇さん泣いちゃったよ」と他のバイトに言いふらしてたのです。


ある日、次女が泣いて帰ってきました。これに奥さんが黙ってるはずはございません。
「ヤツを潰す」
導火線に火をつけてしまったな・・・・・・・
長らくなかったけど、彼女を本気で怒らせたらすごいんだぞ。
昔、長男のお腹を蹴った子を、親子ともども号泣させたこともあるからな・・・・・


でも、直接言って次女が恨みを買っては元も子もありません。
親会社のお客様相談窓口に、そのバカ店長の数々の無礼を何とかしろと報告したら、
大きな企業なので「早速調査します」と連絡頂きました。


もし、こじれた場合は僕の出番。
僕も本気出せば結構な雷おやじなのね。
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デ-トのお弁当

2023年04月03日 | 子ども
先週末の夜遅く「お花見にお弁当作るから手伝ってぇ」
との次女(20)の申し出に、仕事で疲れきっている奥さんは、
「今まで一度もやったことないのにそれは甘い!弁当をなめるな!」
と、まあまあそんな言わなくても・・・と思うぐらいの反応でした。

聞けば、二女は彼氏とのお花見の約束をして、
ここで弁当作ったらハート鷲掴み間違いなしと閃いたそうです。

え?彼氏?
僕が全面協力体制を考え直したのは言うまでもありません。

でも結局、次女が自分なりに食材の用意をしたのを見て、
奥さんはその心がけに免じて私が御指導ごべんたつして進ぜようと、
足りない食材を買い増しして、二人で楽しそうにお弁当作りをしていました。



僕も一応、唐揚げの下ごしらえなど手伝いながら、
「半分はおふくろの味だよね」
「んもう、パパも一緒に行く。彼にあ~んしてやろう」
「おやじのあ~んが嫌だというのか貴様は!」
僕の独り言は、もちろん二人は無視です。

そして、美味しそうな立派なお弁当が完成し、
次女はスキップしながら出掛けて行きました。


色々言いましたが、その後ろ姿を夫婦で眺めながら、
「何か可愛いね、昔を思い出すね」とほっこりしたのでありました。
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ひいき目抜きでも綺麗

2022年11月28日 | 子ども
来年成人式の二女の前撮りに行ってきました。
山手にある落ち着いた雰囲気のフォトスタジオです。

出産から七五三、入学卒業と今までも随分写真を撮ってきましたが、
今回で最後になるかもしれないと、全員に招集をかけて家族写真も撮りました。

長男は「仕事忙しいんだよぉ」と言いつつ東京から駆け付け、
長女は「私も着物着ようっかなぁ」と結構ノリノリ。

主役の二女は、カメラマンさんに「最高にきれい!」を連発され、
色んなポ-ズとってお姫様気分を楽しんでいるようでした。
いや、ホントにきれいになったね(親ばか5車線一方通行)

兄妹三人の写真の並びは昔から決まってます。
長男・次女・長女


三人の成長した姿を、スタジオの隅から改めて眺めて・・・・・なんだか感無量。

え?親父そりゃたまらんだろうって?
はい、もちろん泣きましたよ。泣きましたとも。

それが最大のご褒美なのですから。

コメント (5)
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