知立駅から歩いて5分、というのは「嘘もいいところ」で、実際には信号待ちを含めると10分ぐらいかかるサウナイーグルでの大師匠予想会!
2度目の模様はこちら。
http://plaza.rakuten.co.jp/daikokusya/diary/201008220000/
確かに、「満員御礼」だった。
ま、実際のところ、大師匠の予想を聞いていたのは全体の6割程度。あとは仲間内で駄弁っていたり、東海テレビの番組を見ていた者がいたりと、「いろんな」人がおられました。ちなみに私の隣の2人組は、競馬は全く知らないと言っていた。
しかし面白かったのは、カウンター後部に座っていたオッサンだったな。
『おう!大黒社!何でヤマニンキングリーが無印なんや!』
『武が乗っとるし、去年ブエナビスタに勝っとるんやど!』
とかいって、大師匠予想にことごとく突っ込みを入れまくり。
しかもそのオッサン、予想会が終わってからも大師匠にあれやこれやと質問を連発していたみたい。
終わってからの「飲み会」では、
『おう!最強馬はタマツバキや!』
『スリーファイヤー、インターグロリア知っとるか!』
『1978年の有馬記念、カネミノブの2着に来たんがインターグロリアや!』
『1987年の有馬記念、ワシが初めて万馬券取ったヤツや!』
『ま、4-4やったけどな、1-4でもよかったんや。』
といって、いつしか場の「中心」となっていた。
そして、
『ま、来週も来るんやろ。ワシがええ馬教えたるわ!』
『アルコセニョーラや!』
ということだが、そのアルコセニョーラ、新潟記念の登録馬に名前がある。
http://www.sponichi.co.jp/gamble/horseracing/2010/race/0829/nigata/11.html
というオッサンの独壇場に対し、大師匠は、
『おう!じゃ来週、オッサンがマイク持ってやれ!』
と言っていた。が、これはリップサービス。
ところで、秋のG1でも予想会をやってくれ、という要望も出ていたみたい。ま、やるとしたら、南部杯とか、全日本2歳優駿あたりですか?
『おう!しばいたろか!』
『そんなもんやったところで、客が来るわけないやろ!』
ま、そうか。
(追記)
この間、大師匠に言われた。
『おう!この写真、ええ加減やめぇ!』
競輪選手≠危機感 のbokaboka氏のコメントより。
京王閣での出来事 (bokaboka) 2010-08-22 12:04:08
F2戦の危機的状況を体験したのでコメントします。
昨日は土曜日のナイターということもあって,ビールでも飲みながら競輪を楽しもうと久しぶりに京王閣に行きました。 1レース前にメインスタンドの指定席に入りました。小田原記念の場外をやっていたので指定席の入りはよく上から4段が全て埋ってました。が,小田原の11Rが終わると半分以上が帰ってしまうのです。
これから目の前で競輪が始まるというのに。聞けば「F2戦は迫力が無いから面白くない」と。確かに最終コーナーを回る頃にはみな体力を使い果たし,ゴール前は惰性で流れ込んでくる状態。これじゃ素人競輪に毛が生えた程度でとても現場で生観戦する必要性がありません。
さらに新番組性で一般戦は各レースに一番強い先行選手とマーク屋をセットで配置していました。これではメチャクチャ硬い配当か,紛れが出ると10万円台の誰も触らない配当の両極端の傾向に。 主催者もなんとか新規客を呼び込もうと使わなくなった車検売り場を改造してゲゲゲの鬼太郎の怪談展をやってましたが,入ったみると中に客はゼロ。扇風機の前にボケッと突っ立ってる若いバイトの女性が一人では。妖怪・怪談ではなく競輪の未来に背筋が寒くなりました。
競輪が日本から消える前に,ブログに書いてあるように三点セットをはやく行うこと。レースをより魅力的な物にすること。これを早急にやらないと競輪の未来は無いと再認識した次第です。
しかしながら、生でレースをこれから行おうというA級選手は、これを見てどう思っただろうね?
『競輪の「サテライト化」が進んでいる証拠』
なんて脳天気なことを言っている場合かな?
私も似たような光景を見たことがあるよ。
岸和田は、「全レース併売」が「売り」だが、なぜかモニターばかり見ている客が圧倒的に多く、本場で行われているレースを間近で見ている客はまばら。その日は確か、大垣記念との併売だったと思う。そういや京王閣も、昼間開催のときは全レース併売をよくやるみたいだが、たまたまそうした日に入ってみたところ、同じような光景が見られた。
それと、強い先行に強いマーク、なんて、KPK以前の低配当路線であれば客が食いつく、なんて思っているのかもしれないが、A・B7班制は極度な低配当路線であったがゆえに破綻した、ということをすっかり忘れ去られているような気がしてならないな。
思うに、公営ギャンブルっていうのは、本命ばっかり来ても面白くないわけで、適度に中穴が混じり、時には大穴が来る、というケースが一番妙味がある。
中央競馬がオグリキャップの引退やバブル崩壊のあおりを受けながらも、1997年まで売上を伸ばし続けたのには、恐らくそうした背景があったからだと考えられる。そもそも当時、中央競馬は「馬連」が最も売れていた賭式だったからね。
これに対して競輪は、既に8割の開催日数を誇る普通開催はバブル崩壊後より壊滅状態になったため、全体の売上は低落していったが、車単がほとんどのシェアを占めていた頃、まだ特別競輪はソコソコ売れていた。4日間制開催となってからも、総売上が300億円を超えた、とかいうケースはちょくちょく見られたからね。これは、特別は確かに難しいレースが続くが、選んで買えば儲けられる可能性があるレースがある、ということを示していたのかもしれない。
しかし、今ではそうしたレースはめっきり減ってしまったようだな。
G1、G2レベルでそうなのだから、F2あたりになると、何がなんだか分からなくなるんじゃないか。となると、「売れない」し、客もムリして見ようとは思わないんじゃないか。
ま、ナイター開催となると、サテライトの助けが入るため、F2であってもソコソコ売れるケースもあるみたいだが、ナイター以外のF2開催だと、1日1億売ることさえ至難の業。何せ、昼間開催の場合、サテライトはF2をほとんど売ってくれないから、本場頼みにならざるを得ないが、上記の例を見る限り、全く期待できない。となると、F2では併売やむなし、が当たり前となる。でも、そうなると、昼間の記念で切り上げて、というケースは増えてくるだろうな。
多売体制を取っても、客がついてきてくれなくてはどうにもならない。もう既に競輪はそんな状況になっているというのに、改心しようとはかんがえないのかねぇ?