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「コロンビア大学はあまりにも長くユダヤ人学生を守る義務を怠ってきた」 → アメリカの司法省や教育省など:コロンビア大学に対し、およそ4億ドル、日本円でおよそ590億円の助成金や契約を取り消す

2025-03-09 06:43:39 | 政治経済問題
トランプ政権 “ユダヤ人学生守らず” 大学の助成金取り消し NHK 2025年3月8日 11時00分

アメリカのトランプ政権は、パレスチナ問題をめぐって嫌がらせを受けるユダヤ人学生を守る義務を怠っているとして、ニューヨークのコロンビア大学に対し助成金などの一部を取り消すと発表しました。今後、ほかの大学も対象になると警告しています。

アメリカの司法省や教育省などは7日、合同で声明を発表し、ニューヨークにある私立のコロンビア大学に対し、およそ4億ドル、日本円でおよそ590億円の助成金や契約を取り消すと明らかにしました。

コロンビア大学では、イスラエルによるガザ地区への攻撃に抗議して学生などがデモを続け、去年の春先には全米の大学に広がりましたが、その際、ユダヤ人学生たちが嫌がらせなどを受けるケースも一部で、報告されています。

当局は「コロンビア大学はあまりにも長くユダヤ人学生を守る義務を怠ってきた」と主張した上で、助成金などの取り消しは反ユダヤ主義に対応する手段だとして今後、ほかの大学も対象になると警告しています。

トランプ大統領は4日に投稿したSNSで「不法な抗議活動を許している大学などへの拠出はやめる」とした上で、デモに参加した留学生を国外に追放する考えも強調していて、大学の自主性や言論の自由などを制限する動きだとして反発も出ています。
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