三冠馬誕生の翌年は2冠馬あるいは3冠馬が誕生しやすいという話がある通り
今年のこのさつき賞馬には三冠馬になれる可能性が十分にあるな
血統的背景も十分だし、このレースで2着に着けた差はある意味(2着以下の馬には)絶望的な差とも言える
「その年の他馬との力差」が関係するが、コントレイルに比べて「力感と成長性」を考えると、今年も無敗の三冠馬誕生はあるな
4着に頑張ったルメールはさすがだったな
5着の岩田望もよく持って来た。この馬ダービーでは2着を狙えるところにいると思うよ
18日、中山競馬場で行われた皐月賞(3歳・牡牝・GI・芝2000m)は、好位でレースを進めた横山武史騎手騎乗の2番人気エフフォーリア(牡3、美浦・鹿戸雄一厩舎)が、4コーナーで空いた内を突いて先頭に立つと、直線では後続を突き放し、2着の8番人気タイトルホルダー(牡3、美浦・栗田徹厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分0秒6(稍重)。
【横山武史騎手のコメント】
デビューから乗せていただいている馬で、ここまで順調に来てくれましたので、ここでもいい結果をと思っていましたし、それを現実にできてよかったです。
人気もありましたし、プレッシャーもすごかったですが、自分が今持てるだけの技術を発揮してこの馬の能力を出せれば勝てると自分に言い聞かせて(レースに)臨みました。思ったよりペースが流れなかったので、いいポジションを取れましたし、あとは進路をどこにするかと思っていましたが、4コーナーの狭いところをよく割ってくれました。
馬の力と関係者の方々のおかげで無敗でGIを取れて本当に嬉しいです。次はもっと大きなレースでさらなるプレッシャーがかかると思いますが、僕自身ももっともっと成長して挑めるように頑張りたいと思います。
2着 タイトルホルダー(田辺裕信騎手)
「ハナを取りに行きましたが、とれなかったことは競馬なので仕方ないです。ペースや取りたいコースを取ることができ、この馬自身頑張っています。
向正面で他の馬が来た時にムキになりそうでしたが、辛抱してくれました。最後の直線では勝ち馬にジリジリと離されてしまいました。
勝った馬は力が上だと感じましたが、この馬も力をつけています」
3着 ステラヴェローチェ(吉田隼人騎手)
「ゲートが練習の時と違いましたが、(ゲートを)出た後は枠も良く人気馬を見る形で行きました。いつでも外に出られるような位置にいましたが、内が開いたので内へ切り替えて勝ち馬の後ろからよく伸びています。
向正面で少し力むところがありましたが、そのあたりは(ダービーの)2400mを意識しながらのレースができましたし、次につながる競馬だったと思います」
4着 エリカ賞→若葉Sと連勝中だった3番人気のアドマイヤハダルは、中団馬群でエフフォーリアをマークするようにレースを展開。最後の直線で馬群がばらけると、内から真ん中に持ち出して一気にスパート。一完歩ごとに加速して力強く坂を駆け上がるも、前を捕らえられず4着に終わった。
◆C.ルメール騎手「勝ち馬をマークする形で進み、直線で外に出すと頑張っていたが、坂を上がって苦しくなった」
5着 ヨーホーレイク(岩田望来騎手)
「後ろからになりましたが、良く走れています。最後4コーナーで狭い所をつく形になりましたが、勝負根性をみせて最後まで脚が上がりませんでした。よく頑張ってくれています」
6着 グラティアス(M.デムーロ騎手)
「外枠が厳しかったです。スタートは上手く出て良いところに行きましたが、流れが少し速くて、仕掛けながらの追走で息があまり入りませんでした。馬場に脚も取られ直線に向いてぶつかったことも影響しました。良馬場ならもう少しやれると思います」
7着 ディープモンスター(戸崎圭太騎手)
「バネのある感じでフットワークは良いですね。しっかりしてくるのは先だと思います。今日は外を回って、前残りで厳しかったです」
15着 ダノンザキッド(川田将雅騎手)
「返し馬の雰囲気は抜群でしたし、自信をもって競馬に向かえました。ただ、今日は能力を出せずに終わってしまいました。ダービーに向けて改めてしっかり準備をしたいです」
➡能力を出せなかった理由は?故障とかじゃないならもしかしたらジャスタウェイ産駒は早熟?