サマースプリントS最終戦という事で
※各陣営、サマーシリーズへの意気込みは昔ほどでも無くなっているような気もするがw
香港で生死を彷徨ったピクシーナイトが本当に復活できるのか、ここら辺である程度見えそうだな
サマースプリントシリーズ最終戦の産経賞セントウルS(GⅡ、芝1200メートル)が10日、阪神競馬場で行われる。伸び盛りの3歳馬ビッグシーザー、一昨年のスプリンターズS勝ち馬ピクシーナイトなどのスピード自慢が出走予定。1着馬にはスプリンターズS(10月1日、中山、GI、芝1200メートル)の優先出走権が与えられる。
ビッグシーザー(栗東・西園正都厩舎、牡3歳)は葵Sでひと伸びを欠いて3着。昨秋からの連勝は4でストップした。500キロを超える大型馬で休み明けが影響した印象だ。今回も3カ月ぶり。そのあたりが鍵になるが、年長馬相手でも太刀打ちできる能力があるのは間違いない。
ピクシーナイト(栗東・音無秀孝厩舎、牡5歳)は京王杯スプリングCで少し追いづらい面がありながら8着。1年以上の長期休養明けだった高松宮記念13着から内容的にも一歩前進した。一昨年のスプリンターズS優勝馬で実績ナンバーワン。調子を取り戻せば勝ち負けだ。
アグリ(栗東・安田隆行厩舎、牡4歳)は4月の香港GⅠチェアマンズスプリントプライズ5着以来となるが、4カ月ぶりで勝ったことがあるように久々は苦にしないタイプ。阪急杯勝ちを含め【3・0・2・0】とコース相性も良く、上位を狙える一頭だ。
エイシンスポッター(栗東・吉村圭司厩舎、牡4歳)はCBC賞で6着。前有利の展開のなか、最速の上がり3ハロン33秒0をマークして後方からよく追い上げた。開幕週の馬場がどうかだが、ハイペースになれば、まとめて面倒をみるシーンも。
昨年の朝日杯FSを勝ったドルチェモア(栗東・須貝尚介厩舎、牡3歳)は初の1200メートルへの対応がポイント。昨年のニュージーランドT勝ち馬で、1年以上の休養明けだったアイビスSD6着を叩いたジャングロ(栗東・森秀行厩舎、牡4歳)、目下2連勝と勢いに乗るモリノドリーム(美浦・鹿戸雄一厩舎、牝4歳)も侮れない。