全文拝借)
【阪急杯2025】出走予定馬最速チェック
アグリ
条件戦から4連勝で一昨年の阪急杯(阪神)を制覇。前後半33.9秒-34.3秒の平均ラップを番手、勝ち時計1分19秒5の好タイムだった。以降1200~1400mを使われG22着1回3着1回、1400mだと一昨年の阪神Cで3着がある。近4戦は馬券外で、海外競馬6着から、CBC賞(17着)は休み明け、スワンS(10着)は展開逆行、京阪杯(8着)は後方から伸びず。
アサカラキング
キャリア序盤は中距離を使われ、徐々に距離を短縮し、1勝クラスから3勝クラスは、マイルから1400mを逃げ切りで3連勝。昨年の阪急杯(阪神)は8枠から主張し、重馬場で前後半33.9秒-35.9秒、苦しい流れで2着に粘る。次のオープン勝ちから4戦連続着外で、前走阪神C(京都)は久々にベストのハナで0.4秒差9着。
オオバンブルマイ
3年前に新馬、京王杯2歳Sを連勝し、朝日杯FSは出遅れも響き7着まで。翌年は重馬場、かつハイペースのアーリントンCを中団から差し切り、同じく道悪のNHKマイルCも展開が向き、後方から3着へ。海外競馬を3戦挟み、昨夏の国内復帰初戦は、距離短縮でキーランドC3着。少し忙しそうで、1400mはいいし外回りもいい。
カンチェンジュンガ
昨年2月にオープン入りを決め、その後6戦着外も、勝ち馬から最大0.5秒差と、毎回後方からひと脚使う。6走前の北九州記念は、7枠13番のぶんロスがありながら4着、5走前のCBC賞は、開催前半でイン前有利の馬場のなか、4角15番手から6着で、G3なら噛み合えば出番も。芝1400mは2走前に1度走り、8着も0.2秒差。
グレイイングリーン
3年前の阪急杯は外枠から控え4角大外で2番人気5着、一昨年の阪急杯も外枠から後方、これも4角大外で10番人気4着まで。同年同じコースの阪神Cを15番人気4着で、これは4枠8番から展開が向いたものの、再度阪神芝1400m重賞で人気以上の走り。今年は京都施行で、内回りから外回りに替わるのはよさそう。展開が向けば。
スズハローム
昨年3月に3勝クラスを勝ちオープン入り。4走前重賞初挑戦の京王杯SCは、中団外から伸び3着。3 走前のCBC賞はイン前有利の馬場で、道中中団のラチ沿いから2着。近2戦は着外も、スワンS15着はゲートに突進して外枠発走、ラピスラズリS6着も外枠から距離ロスがあり展開も向かず。1ハロン延長でスムーズなら前進も。
セッション
昨年の京都金杯2着馬。ドルチェモアが飛ばし前半4ハロン45.3秒、離れた番手でもやや速いラップを追いかけたが、開幕週で馬場の恩恵は大きかった。その後、マイル重賞2戦、スプリント重賞2戦の掲示板外から、京都マイルのリゲルSで2着。緩めの流れを番手で展開は向いた。1400mは初出走。
ソーダズリング
一昨年はフローラS2着から、オークス8着、ローズS8着で、自己条件に戻った3勝クラスは京都マイルを勝ち上がり。次もマイルのターコイズSを使い4着とすると、昨年初戦はさらに距離を縮め、京都牝馬Sでナムラクレアに先着し重賞初制覇。2走前の高松宮記念(14着)を挟み、前走は久々の阪神C(京都)を、外伸び馬場の内を突き0.3秒差6着。
ダノンマッキンリー
1400mの新馬、1勝クラス連勝から、折り合いナ難を露呈し、一昨年の朝日杯FS3番人気8着、クロッカスS1番人気5着。人気を落としたファルコンSは、後方で我慢が利き、内で渋滞の起こる外から差し切り。夏はスプリントで案外だったが、スワンSは前傾ラップを後方から突き抜けた。前走阪神C(京都)11着は、またかかった。
トゥラヴェスーラ
明け10歳の大ベテラン。高松宮記念は重馬場の21年16番人気4着、同じく重馬場の22年7番人気4着、不良馬場の23年13番人気3着と、前の苦しい流れのタフな馬場で激走。年を重ねても差し脚堅実で、2走前は今回と同じコースのスワンSで13番人気3着。前崩れの流れと、時計のかかる良馬場が向いた。展開と馬場の助けがあれば。