エヒト* 牡8岩田康
ショウナンバシット 牡5
セイウンハーデス 牡6幸
*ソールオリエンス 牡5川田
*チェルヴィニア 牝4るめる
バビット 牡8高杉
*フォワードアゲン セ8○○
ブレイヴロッカー 牡5田口
プラダリア 牡6池添
マコトヴェリーキー 牡5北村友
メイショウユズルハ 牡6○○
ヨーホーレイク 牡7岩田望
リビアングラス* 牡5松山
【京都記念】レース展望
伝統のGⅡ戦、第118回京都記念(芝2200メートル)が16日、京都競馬場で行われる。多士済々なメンバーが集まり、馬券的にも面白そうな一戦。春の古馬GI戦線を占ううえでも、見逃せない。
チェルヴィニア(美浦・木村哲也厩舎、牝4歳)は昨年、オークス、秋華賞と牝馬2冠を制した。前走のジャパンCではやや力みを見せながらも0秒4差の4着に踏ん張り、年長馬の牡馬相手でも通用することを示した。約3カ月ぶりになるが、休み明けは苦にしないタイプ。秋華賞で京都内回りコースで結果を出しているが、広くて直線の長い外回りコースの方が持ち味を生かせそうだ。
ソールオリエンス(美浦・手塚貴久厩舎、牡5歳)は一昨年の皐月賞馬。日本ダービー2着、菊花賞3着と3冠の残る2戦でも上位をにぎわした。4歳になってからは宝塚記念2着以外は物足りない結果に終わっているが、ここでは実績上位。京都コースは菊花賞、宝塚記念でしっかり走っていて歓迎材料。馬場が渋ればチャンス拡大だ。
プラダリア(栗東・池添学厩舎、牡6歳)は昨年の優勝馬で、続く大阪杯は0秒4差6着、宝塚記念も0秒4差4着とGIでも存在感を示した。前走の香港ヴァーズは慣れない逃げになって11着に大敗したが、スムーズなら巻き返してもいい。
セイウンハーデス(栗東・橋口慎介厩舎、牡6歳)は1年5カ月ぶりだったチャレンジCで5着。4コーナーで先頭に立つ積極的な競馬で、見せ場は十分に作った。5日には栗東坂路で4ハロン50秒4─11秒9と猛時計を叩き出していて、反動もなさそう。実力馬の完全復活があるか、注目だ。
ヨーホーレイク(栗東・友道康夫厩舎、牡7歳)は前走の毎日王冠こそ7着ながら、差は0秒3。じわじわと差を詰めて内容は悪くなかった。ポン使いの利くタイプで、4カ月ぶりは心配ない。
リビアングラス(栗東・矢作芳人厩舎、牡5歳)は前走の勝利がきっかけにならないか。3歳時には菊花賞4着がある。勢いは見逃せない