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【中山記念2025】出走予定馬最速チェック
アルナシーム
今年の中山金杯勝ち馬。1000m58秒7の速い流れを、1枠2番から道中は中団後方のイン。4角へ向け徐々に位置を上げ、直線は外に出され伸びた。4走前の中京記念勝ちも、内枠からハイペースの道中を中団イン、4角手前から徐々に外で、こちらは馬群を割って差し切り。1ハロン短縮は良さそうで、今回も内枠がほしいところ。
エコロヴァルツ
デビュー2戦目のコスモス賞1着は、抑えられてもハナで、コントロールが難しそう。次戦の朝日杯FS2着は、差しに徹していた。昨年のクラシックはふるわなかったが、逃げ馬不在のダービーでハナに立ち、17番人気8着。前走久々勝利のディセンバーSは、1枠2番からスローを好位インで順当勝ち。新馬勝ち以来のM.デムーロ騎手を予定。
カラテ
キャリア前半は中距離を使われ、マイルにシフトし、4年前の東京新聞杯を制覇。緩めの流れを好位から運べた。3年前の東京新聞杯3着とリピートし、次戦の中山記念でも2着へ好走。徐々に追走が苦しくなり、再度距離を延ばすと、3年前の新潟記念で10番人気1着、不良馬場の23年新潟大賞典で5番人気1着。ただ、そこから11戦は馬券外で……。
グランディア
昨年の函館記念2着馬。前後半1000m59秒6-59秒6の平均ラップを、内枠から中団インを追走し、4角もスムーズに進路を確保できた。勝ち馬と0秒6差も、スタート後にややかかり、前が狭くもなり、位置を取り切れなかった。ひとつ前から運べれば、もっと際どかったはず。東京から中山替わりは向くはずで、タフな競馬になれば。
シックスペンス
昨年のスプリングS1着は、1000m63秒2の超スロー。道中3番手で展開順行も、上がり最速33秒3はレース史上最速だった。次のダービーは3番人気9着も、距離延長で折り合いを欠いた。1800mに戻った前走の毎日王冠は、1000m59秒4のスローを好位抜け出しで、スプリングSと似たような競馬。レースセンスが良さそう。
ソウルラッシュ
昨年のマイルCS勝ち馬。前後半4ハロン45秒7-46秒3の前傾ラップ、3コーナー丘の頂上付近、ラスト4ハロン目の11秒8から加速する流れ。7枠13番から道中は中団、直線は馬場の外目を伸びた。持続ラップに加え、開催後半のタフな馬場も味方し、走りやすい条件が揃った。近17戦はマイルでも、1ハロン延長は守備範囲か
ボーンディスウェイ
今年の中山金杯3着馬。前後半1000m58秒7-59秒4で、逃げた1番人気のクリスマスパレードなど、前の組は苦しくなったが、3番手から粘った。ひとつ前のオクトーバーS1着も、緩みない流れを好位から抜け、地力強化の感も。前走のAJCC7着は、大外枠を引き、楽な展開でもなかった。距離短縮なら前進できそう。
ボッケリーニ
ここ数年のG2~G3上位常連で、気づけば明け9歳。22年のAJCCからG2以下なら[2-7-1-1]。着外の1回、昨年の日経賞(1番人気5着)は、ハイペースを好位から早めに動いたもの。昨夏、札幌記念をレース前に除外され、今回は仕切り直しの一戦。高齢馬の休み明け、かつ距離が短い感じもあり、悩ましい存在に。
メイショウチタン
前走の東京新聞杯(16番人気3着)は、記憶に新しい大激走。同型セオの8枠16番に対し、1枠2番。好スタートからいくらか促されると、外のセオは無理をせず、逃げ・番手はすんなり確定。イン前有利の馬場で、コーナー通過地点でひと息入れると、直線も最短距離をいっぱいに粘った。全42戦で中山は1戦、4年前のダービー卿CT8着。
リフレーミング
昨年の小倉記念(中京)勝ち馬。開幕週の高速馬場とはいえ、1000m57秒6と速い流れ。道中は最内枠から、縦長馬群の後方インで脚を溜め、直線はスムーズに外に出され、レース上がり35秒5に対し、自身は最速34秒1で差し切った。勝ち時計は1分56秒5で、コースレコードを0秒7更新。タフな流れはもってこい
登録馬・7才から9才が8頭w 馬個人がどう感じているのかは判らんが良い時代になりましたな~
「競走馬」として生産され、無理やり走らされる運命とは言っても、長く現役を続け、しかもそこそこ通用するというのはまさに隔世の感いっぱいですわ
半世紀前なんて「数え歳7才(満6歳)」は”引退する馬齢”だったもんなぁ
アルナシーム*牡6 藤岡佑介
エコロヴァルツ牡4 M.デムーロ
エヒト牡8 未定
カラテ牡9 菅原明良
グラティアス牡7 未定
グランディアせん6 三浦皇成
グリューネグリーン牡5 横山琉人
クルゼイロドスル牡5 未定
サイルーンせん6 R.キング
シックスペンス牡4 C.ルメール
ソウルラッシュ牡7 団野大成 G1
タイムトゥヘヴン牡7 田辺裕信
パラレルヴィジョン牡6 戸崎圭太
ボーンディスウェイ牡6 木幡巧也
ボッケリーニ牡9 浜中俊
マテンロウスカイせん6 横山典弘
メイショウチタン牡8 吉田豊
リフレーミング牡7 内田博幸(引退鮫島師