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「コバノミツバツツジ」のトンネルをくぐりたくて!(井原山から雷山を歩く)

2015年05月07日 | 山登り


前回の山行は雨の延岡に沈んだが、連休の最後の日の6日(水)に、
近場の井原山に「コバノミツバツツジ」を見に行った。
メンバーは、いつものYさん、Kさんと私の3人。

延岡からの帰路の大渋滞のさなか、「アケボノツツジ」に会えなかったので、
「コバノミツバツツジ」を見に行こう!と話をしたのだった。

しかし、3人の都合のいいのが6日だったのだが、
天気予報では少し雨マークがついていた。

井原山だったら、近場でもあるし、時間的にも楽なので、
あまり天気は気にしないで、登ろうということになり、
普段の逆回りで、YさんがKさんを拾ってから私のところに7:40と決めた。

そういうことで、6日に、三瀬峠経由で、古場の登山口に着いたのが、9:08。

Yさんからは、「洗谷から井原に上がり、井原から雷山の縦走をしましょう!」
との提案を受けていたのだが、「午後から天候が悪くなる。」との理由により、
「この次にしよう。」と毅然と却下。
古場から登って、ゆっくり終わりかけの「コバノミツバツツジ」を愛でながら、
雷山へ余裕を持って縦走することにしたのだった。(なんでやねん!)


9:20 一番の楽勝コースといわれている古場の登山口から登り始める。


早速、花たちがお出迎え。「ホウチャクソウ」


「心悪しきもの、立ち入るべからず!」と言わんかのごとき「マムシグサ」。


これは「ホウチャクソウ」の咲き始めかな?とっても愛らしい!


9:47 鉄塔の横から井原の頂上へ。


新緑がとっても美しい!


新緑の合間から「飛行機雲」なんかも顔を出す。


ここで、Yさんに「この坂登れば」の励ましの板を教える。




その登りがこの坂!ガンバレ!Yさん!」と心の中で応援するが、
「いたらんことですよ!」と言うに決まってるね!


そんなことはどうでも良くて、これまた美しい!
ミツバアケビだね。

そうこうしてると、稜線が近くなって待望の「コバノミツバツツジ」が迎えてくれる。


井原山には「コバノミツバツツジ」がとても似合う!


さぁ、あと少しで頂上だ。と、なんだあれは?
(バットマンのカイトらしい!)

こんなところで凧揚げかいな!

10:27 井原山頂上に着いた。


黄砂か、はたまたPM2.5の影響なのか霞んでいる!


でも、金山から背振を望むこのアングルは最高!


頂上付近で、いつものように「オキナグサ」を確認したが、
どうも姿が見えない。今年は芽を出さなかったのかな?

もうここでは見られないかもしれない、などと思いながら雷山への稜線へと進んだ。


Yさんと、「この花は綺麗だね!」と話してるのがこれ。


と、稜線歩きを楽しんでいると、突然、雷山のほうから背の高いサングラスをかけた、
得体の知れない「オイさん」と遭遇した。と、この人、私たちの「元上司」のSさんだった。
なので、記念にパチリ!(なんのこっちゃ!)


この稜線は「コバノミツバツツジ」のトンネルもあるけど、
「カンアオイの小径」でもある。


そんなこんなでゆっくり進んでいるのだが、
終盤を迎えている「コバノミツバツツジ」ではあるが、なかにはこんなのも撮れる。




少し遅かったかな?と思っている私に、「まだ元気だよ!」と言わんばかり!


蜂さんも、一生懸命に働いている。




絶妙なタイミングでパチリ!


新緑の景色もとってもいい!




開けたところからは、遠くに福岡のまちが窺える。
私の職場のすぐ近くの「飯盛山」も一寸だけ顔を出してるね!


11:57 そうこうしているうちに、944のピークに着いた。


この稜線のもう一つの顔は「ツクシタニギキョウの小径」。






こちらもいいね!などと歩きはとってもかめさん!
高齢の女性にも後れをとっている。(情けないね!)
下山路はここから。

こちらはマムシグサとは違うよね。


12:36 ようやく雷山に到着。


こちらは、大変時代を感じさせる標識だ!S44の設置だって。


と感心をしながら、ここで極上ランチ。(みんな違ってみんな良い!)(?)
(なんのこっちゃ!)

羽金山から浮岳を望む。


今歩いてきた井原からの稜線。


頂上には、「まだ咲いてるよ」とスミレ。






13:20 下山開始。縦走路は、「コバノミツバツツジ」の落下花の中を歩く。


少し遅れ気味のYさん。思わず声をかけた。「大丈夫?」と。


何の答えも返ってこなかったが、多分仕事が大変なんだろうな。
「ガンバレ!」と心の中で思ったが、声には出さなかった!

13:52 林道まで下りてきた。


今日会った花たち。「ヤマフジ」。


「アマドコロ」かな?


これは?



終盤の「コバノミツバツツジ」ではあったが、
十分に満足できる「井原から雷山の縦走」だった。

さぁ、今日は今からもう一つのところに行かねばならない。

でも、「それは、また別のお話!」。
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