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「セリバオウレン」を見に行く!(出遅れの感あり!)

2019年02月04日 | 花あるき

-2月2日(土)-

「スプリング・エフェメラル」の季節がやってきた。

この冬は、それこそ「鳥見」にのめり込んでいたので、
他の人よりもだいぶ出遅れの感ありなのだけれど、
ようやく今シーズンの花見をスタートさせることに。

早い人は、12月中にもその花をアップされているのだが、
私としては「スプリング・エフェメラル」は、
やはり2月に入ってからかなという気もするので、
やっとこさでカメラを「鳥用」から一眼に換えて、マクロレンズを装着する。

「それでは、いざ!」という感じで車に乗り込んだ。


厳密に言うと、
「セリバオウレン」はスプリング・エフェメラルではないということだが、
まあ、私的には「春を告げる妖精」と言えば、やはり
「セリバオウレン」が一番似合っているような気がしている。

そして、この花が咲くところはいくつか知っていて、
太良や背振山系、英彦山など、遠くでは岩宇土山などいくつかあるが、
今回は近場の有名なところに行くことにした。

とりわけ「四王寺」の「セリバオウレン」は早咲きである。
なぜだかは知らないが他の所はまだ咲き始めくらいで、
多分ここはもう遅すぎるくらいかもしれない。

そんなことを思いながら、「四王寺」へと向かった。

四王寺に着いて、すぐにゆっくりと歩きはじめる。
山の中は、まだまだ冬枯れ模様。


ここでは、石仏も数多く見ることができる。



こんなのにも、少しだけご挨拶!



この日は、天気は良いとの予報だったけれど曇りがち。



石仏を撮るのはなかなか難しい。



陽と陰を強調できるといいんだけれども……
なかなか上手くいかない!


ただ、冬枯れの中を歩くのはとても気持ちがいい!



この前、四王寺に来たのは「オケラ」の時期だったので、
約半年ぶりかな。


四王寺には、33ヶ所の石仏があるそうで、



その内に全てをめぐりたいとも思ってはいるが、

あくまでもその内ということで……


山の中を歩いていると、「鳥」の鳴き声が近づいてきた。
「メジロ」。


こんなこともあるかもと、鳥用カメラも持ってきているんだよね。
「ミヤマホオジロ」。


そして、大好きな「エナガ」も登場。



久しぶりの四王寺を満喫したのだけれど、「セリバオウレン」はというと、


咲いてました!



チョット終盤気味ではあるが、



「春を告げる花」らしく、



その美しさは際立っていた!



ただ、久しぶりのマクロ撮影なモンだから、



なかなか上手く撮れない。



あれやこれやと悪戦苦闘しながら、



どうにか、この花の魅力を切り撮っていく。



雄花、雌花、両性花も確認しながら



「セリバオウレン」と向き合っていた時間は、



花シーズンの到来を感じれた至極のひとときだった。



この地の「セリバオウレン」に出会って、かれこれ4~5年目になるけど、
ここもたくさんの人が訪れているようで、だいぶ様変わりしていた。

保護のための柵と綱が張ってあったり、通り道も出来ていた。

それは、それで良いことだけれど………


何だか、複雑な気持ちもしながらこの地を後にした。



帰り道は、鳥の鳴き声に耳を傾けゆっくりと歩く。



多分、他のところの「セリバオウレン」にも会いたくなるだろうな。

中頃には、背振山系にでも行ってみることにしよう。




2 コメント

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やはり~ (yamabousi)
2019-02-05 08:28:25
おはようございます
ようやく、初出動でしたか。御地の花は、年末の早い段階から咲き始めていたようでしたね。
皆さんのアップを指くわえてみておりましたが、
そうですか、ややピーク過ぎた感有りのようですね
当地の場所はこれからでしょうか。
この寒い時期、真っ白い花を見せてくれれば、さあ~今年もまた花の時期がやってきたかなと、嬉しくなりますよね
あそこも、ここもと思いは有りすぎますが なかなかね~
今年もまた花情報宜しくお願いしますね。
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スプリング・エフェメラル (山沢周平)
2019-02-05 22:54:18
遅めの初出動でした。

セリバオウレン、その白い姿が輝いてました。
後いくつかで同じ花を愛でてから、その次は、
英彦山のあの花や、水無の早春の花たち、
そして、久住や阿蘇にも出かけなくてはという感じです。

そんなことを考えると、気持ちもだんだん盛り上がってきますね!

早く三月が来ないかな……!そんな感じです。
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