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霧雨の東大台をあるく!(大峰・大台ケ原遠征記1)

2016年07月25日 | 大峯・大台ケ原遠征

今年の夏山の遠征は、本当ならば北アの穂高か、南ア赤石三山あたりと思ってはいたが、

どうも右足首の捻挫の後が思わしくない。それで、

いつもの山仲間と相談をして、比較的穏やかな「大峰山、大台ヶ原」にしてもらった。


決して「大峰山・大台ヶ原」を軽んじてるわけではないのだけど、

余りハ-ドな山行で途中リタイアにでもなれば、同行者に迷惑をかけてしまう。


そんなこともあっての、「大峰・大台ヶ原」遠征となった次第。


おおよその登山計画は、Yさんが作ってくれた。

21日 名門大洋フェリー 門司港 19:50 

22日 大阪南港 8:30 → 13:00 大台ヶ原 (東大台周遊 3:20)

23日 行者還トンネル西口 8:05 → 12:10 大峰山(八経ヶ岳) → 16:40 登山口

24日 大台ヶ原(西大台周遊 3:20) 13:00 → 19:50 名門フェリー 大阪南港

25日 8:30 門司港 → 福岡


ちょっと前置きが長くなったが、「大峰・大台ヶ原遠征」を3回に分けて届けたい。


今回の参加者は、いつものYさんとKさんの3人。

21日の夕刻に出発をしたのだが、それぞれ仕事を早めに切り上げて天神(17:30)に集合。

18:30には、門司港に着いてそうそうに乗船。



それぞれ多忙な中、慌ただしく出発したので、取りあえずビールで乾杯!



余り事前打ち合わせができてなかったので、フェリーの中で最終打ち合わせ。
今回利用した客室。


明けて22日の早朝。



早起きのYさんから、「デッキにおいで!」と電話!

   

「明石大橋」を通過するという。



以前にもパチリとしたことがあるが、なかなか良い構図!



7時からは、みんなで朝食。
ちょっと食べ過ぎじゃないの!


大阪南港に着いた後は、都市高環状線などを経由して、一路奈良の山奥を目指す。



運転手は私で、不慣れな高速道路は助手席のYさんのナビでどうにかクリア。
12:08大台ヶ原駐車場に到着。


駐車場のところには、今回連泊する「心 湯治館」。



12:40 早速準備をして「東大台」周遊へ!



「大台ヶ原」の全体はこんな感じ。



「大台ヶ原」の紹介。日本有数の多雨地帯とのこと。



平坦な登山路をゆっくりと味わいながら進んでいく。



鳥の鳴き声を聞きながら心もウキウキ!



今回何度となくその姿を見せてくれた「バイケイソウ」との最初の出会い。



美しすぎるその葉は、花が咲く頃には枯れてしまうとのこと。



大台ヶ原の百名山である「日出ヶ岳(ひでがたけ)」が近づいてくる。



「大台ヶ原」は伊勢湾台風で大きな被害を受けたそうだ。



この「東大台」は、木道などの整備が行き届いている。



木道の階段を上りながらパチリ。



だいぶ登ってきて振り返ると、



「日出ヶ岳」の頂上付近で「この動物」と遭遇!
人に慣れてるのか近くまで寄ってくる。


頂上には大きな展望所。



秋の晴れた空気が澄み切った日には、富士が見えるそうだ!



「日本屈指の豪雨の山」との紹介を読んでいると、あたり一面のガス。



雨も降りはじめ、霧雨の中の周遊とあいなった。
そんな感じがとてもいい!


水もしたたるいい男!とはいかないね!



シカの首が届くところまでは食べられている!



「正木ヶ原」までやって来た。



なんともガスってて、幽玄な感じ。
美しい木もある。





15:00 牛石ヶ原を悠然と歩く誰かさん?



と、久住でも見かけた「エビガライチゴ」を発見!



「大台ヶ原」には花が少ないね、などと話しながら先へと進んでいく。
「大蛇窟(だいじゃぐら)」にも立ち寄ってみる。


途中にはこんな花が
「ナナコマ」かな?


これはなんだろうか?

ビジターセンターの人に確認するけど、「?」。「カラマツソウ」の終わりがけ?


15:25 本当ならば、雄大な景色が見えるところなんだけど!
ガスってて視界ゼロ。


へっぴり腰で先端に向かう。



Yさんはというと、もっとへっぴり腰!



ちょっとバランスを鍛えなくっちゃ!



とは言っても、こんなところのポーズはカッコイイ!



あまり花はないけども、「コガクウツギ」かな?



そして最後に「シオカラ谷」へと下りていく。
ここは「ツクシシャクナゲ」のトンネル。

春はシャクナゲが美しいそうだ。


16:10 「シオカラ谷吊り橋」へと到着。



このあたりも、とても感じが良い。




ここから「大台ヶ原駐車場」へと急登を登り返す。息が上がる。



「ナツツバキ」が落ちている。



もうすぐ、出発地点。



16:45 約4時間の「東大台の散策」を終えた。



当然のことながら、宿での大宴会とあいなって



明日への鋭気を十分養えた。明日は「大峰山」。結構登るんだよね!

少し長くなったので、その話は次回ということにして本日はこれまで。
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