夕方伯母の家に様子を見に行った。
昼間は用事があって、どうしても行けなかったし
昨日も行けなかった。
廊下の背もたれつきの椅子に仰向けになって
ゆったりしていた。声をかけるとゆっくりとその顔を上げた。
顔色が悪くって、、、、唇も乾いた風で、、、
私も来なかったから。
『食べるものがなくって、、、yoshiちゃん何か美味しいものを買ってきて』
言うのだ。
「美味しいものって何がいいんだろう」
とりあえず栗どらやきとペットの冷たい飲み物とコンビ二のフランクを
買って行ったんで、次々と出した。
午後の紅茶のレモンティーは初めて飲んだと思う。2人で分けて。
美味しいって言ってた。フランクも半分ずつ。フランクは2回目。
「伯母さん、これ口に合うの?!」
『うん。美味しいわ~~~~』と言ってくれる。
人生初のコンビ二のフランクフルトでしょう。
伯母は一年中日本茶。しかも熱くいれたものを冷まして飲む。
ほんとに暑くなってくるときついんだわ。
「暑い夏には冷たいものを飲んで身体を冷やしたほうがいいんだよ」
と言うと、『そうなの?』と素直に言ってくれる。このときはちょっと
体調が参っているときなんだと思う。
今まで食べたことがないものが意外と多い伯母だ。
この間500mlのグリーンdakaraを初めて買って持っていったのね。
「水分補給にはこういう飲み物がいいんだよ」と言って
コップに分けて渡した。
『そうなの?!おいしいわーー、これ!こういうのがあるんだー』
感激をしていた。
こういうやり取りをしているとみるみる元気になってくる。
室温33度くらいあったであろう伯母の家。
そんな中にいる伯母を見て、申し訳なく思った。お年寄りは皮膚感覚が
若い人よりも鈍いから、高い温度でも高く感じない、、だから水分も取らない。
エアコンも入れない。嫌いだからとか言ってさ。
伯母もそうだった。
『さっきまで外の椅子に腰掛けていたのよ』と言うけど、
それでも、乾いた口をあけて、ぐったりしていた伯母を見て
半分あの世の人のように生気がなかったんだよ。
毎日電話をするとかしてあげないと、まずいかもな。
長女とこの間、初めてあって気にかけてくれている。
また遊びに行こうと思う、長女を連れて。。。。