「悔し泣き」した日からだんだんと
切り替えられるようになってきたが、
何かの瞬間に思い出してしまう弱い自分だ。
相手は、『水に流してまたやってみる』と
言ってきたけど、言われたほうはそんな簡単に
流せるものではないのだ。
その日は夜になっても心休まらなかった。
8時ころにたびたび登場してくる伯母から電話あり。
夕方から背中が痛くて、、医大に行きたいけど前の家(姪家族が住んでいる)は、
出られないって言うから悪いけど連れて行ってくれないか、
との電話だった。
急いでいくと、(私からみたら)いとこと伯母が外にいたようだ。
小学生の息子の誕生日をはじめたばかりだから出られないって。
私は8時なら長男の晩御飯を用意しておけば出られるからね。
医大まで車で10分かからない距離に伯母は住んでいる。
8時半ころ医大に入って12時くらいまでかかった。
一本松には帰宅12時半。
伯母は4回目の夜の外来。
昼間は調子よく家事ができたらしいけど、
夕方から尋常ではない痛みがやってきて夜を越せそうにないってことで
医大に駆け込んできたってわけです。
その晩は患者さんがいつもよりも少ない日らしかった。
かといってすぐに番がくるわけじゃあない。
けど混んでいる待合室で待つよりか空いてるほうが気が休まるよね。
だから良かった。伯母の付き添いはびっくりした流れだったけど、
昼間の出来事が埋もれていくようで、気持ち的に助かったかも。
医師の話だと夜来ても、検査がレントゲンしかできないから
昼間のほうがよく調べられるって言う。けど伯母は、
痛いときに来てと言われたんだってさ。
昼間の外野いの時に、夜来たときにそう言われたって言ってください、
と若い医師は言った。なかなかいい医師で心配してくれたよ。
当たり前だけど伯母いわく、
『最近の医師はパソコンしか見ていなくて
患者の顔を見ないでパソコンとしゃべっているんだよ』
嘆いてます。
伯母にはとても感謝されました。できることができて良かったなと
私もうれしい夜でしたし、
「今日は一日なんてぇ日だ・・」
変な気分にもなったよ。
やっと文章を書く気になれました。