よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録4065(いて座 M17オメガ星雲 by Evoguide)

2024-07-17 01:00:00 | M天体
いて座 M17 オメガ星雲
Wikipediaによると
星雲の中にループ状の構造が見えることから、これをいろいろな物に見立てて、「オメガ星雲」「白鳥星雲」などいろいろな呼び名を持つ散光星雲である。すぐ北にあるわし星雲 (M16) と同様の星形成領域で、距離はM16よりもやや地球に近い。
7月7日の観望
主鏡 Evoguide50EDⅡ+フラットナー+ASI715MC+CBP
ガイド SV165+ASI120MM-mini+UV IRcut
架台 赤道儀化AZ-GTi
制御 ASIAIR+iPadmini6
3分露出、gain35、ダーク、フラット(青空)、バイアス補正あり

画像イ、15枚をスタック、画像処理
いつもライブスタックは1時間制限をかけ、3分露出の場合は18枚のスタック画像をスクショし終わり。なのだが、今回は途中で人工衛星が通過。写り込んだ個別Fitsファイルを3枚除いて、ASIAIRのDSO Stackingで残りの15枚をスタックし画像処理した。

画像ロ、スタック後の画像処理画面、アノテーション

画像ハ、ライブ画面(かなり薄くなっているが、右上がりに人工衛星の軌跡が少し残る)
最後は、GraXpertとSiriLで画像処理の練習。
GraXpertは、最近AIモードによるカブリとりとディノイズが話題に上がっているので試して見た。覚書でまとめるまでには至っていない(^^;
画像ニ
画像イもニもSeestarに勝っているとはいえないところが悲しい(^^;

なお、処理の内容については次で

Seestar用の処理の紹介ですが、他でもつかえる内容と思います。







星見娘で電視観望4117(いて座 M69球状星団)

2024-07-17 01:00:00 | SeestarM天体
いて座 M69/NGC6637/Mel202球状星団

画像イ、7月3日16分のライブスタック
M69は距離約29700光年。この画角では、ちょっとした星空のアクセントになっていて美しいがSeestarには小さいかと思っていた。ところがWikipediaでは、
カミーユ・フラマリオンは「星数が多く、そのまわりにそって星が冠状にならび、キラキラ輝く」とした。
とあり、画像イを拡大して見ると、確かにそれが確認できた。言葉で表現することで天体の見え方が変わってくる。新しい経験ができた。何からでも学べるものです。(^^;

画像ロ、アノテーション

画像ハ、導入画面

画像ニ、昨年のまとめから観望位置