SiriL⑩画像処理学んでみた
ウ)Linear stretch(BP shift)~背景の暗さの調整。
4、2)GHS(一般化双曲線ストレッチ変換、Generalised Hyperbolic Stretch Transformations)
GHSとは、デジタル現像の解析接続を用いた自然な拡張。詳しくは蒼月城さんの名解説がYoutubeに公開されてますのでそちらを参照下さい。『蒼月城』『GHS』で検索するとヒットします。
まあ、私らスライドバー動かすだけですが(^^;
Chris Grayさんのチュートリアル動画の学習記録です。
ブログ主の技量不足によりチュートリアル動画を正確には再現できてません。
未熟者よしべ~の『個人的な覚書』です。
画像処理の流れ
0、ホーム(作業)フォルダー設定など
1、Background Extraction(勾配補正)
2、逆畳み込み、フォトメトリック色補正(PCC)&プレートソルブ
3、StarNet Star Removal(星消し)
4、GHS変換(一般化双曲線ストレッチ変換)
1)星ファイル(Starmaskファイル)→Modified arcsinh transform、彩度補正
2)星消しファイル(Starlessファイル)→GHS(2~3回)、Linear stretch(BP shift)
5、Star Processing→Star Recomposition(再合成)で微調整
前回SiriL⑨ 4、1)arcsinh によって、星画像(Starmask)の処理が終わったので、今回は星なし画像(Starless)のGHSによる処理
ア)GHS 1回目
ファイルを開くから、Starlessファイルを開きます。
画像処理メニューのGHSを選択
以下の画面で、①から順に
①Type of stretchよりGHSを選択。
②スライドバーを動かして、パックマンを少し炙り出します。
③画像上でコントラストを上げたい部分をマウスでドラッグして選択。
④スポイトをクリックして、③の場所をSymmetry Pointに設定。背景が暗くなる。
⑤Applyボタンをクリックして、1度目のGHSを終えます。
イ)GHS 2回目
画像上でクリックして、選択範囲を解除。
①Stretch factorのスライドバーを動かして、慎重にパックマンをさらに炙り出します。
②Applyボタンを押して、2回目のGHSを終える。さらに必要ならこれを繰り返したり、他のスライドバーを動かしたりして試します。
ウ)Linear stretch(BP shift)~背景の暗さの調整。
①Type of stretchよりLinear stretch(BP shift)を選択。
②スライドバーや➕➖を使って、背景の暗さを調整します。
エ)必要ならば、画像処理メニューから『彩度』の調整や『Noise Reduction』を試みます。
オ)画像を上書き保存します。
いよいよ最終回 (SiriL⑪5 再合成) に続く
05)Chris Grayさんのチュートリアル動画へのリンク
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