よしべや自然博物館

電視観望3年目に入りました。
相変わらず、通信販売とSNS頼りに頑張ってます。
天文未熟者の悪戦苦闘の記録。

星見娘で電視観望5007(オリオン大星雲M42 3rd)

2025-01-18 01:00:00 | SeestarM天体
オリオン座 M42(+M43)オリオン大星雲

画像イ、1/9(月齢9)、60分のライブスタック、調整・ディノイズあり


(フレーミング×1.2(赤枠)、LPフィルター使用)
みんな大好きオリオン大星雲(よしべやでのコードネームはガッチャマン)。オリオン座の三つ星の下に並ぶ小三つ星。その真ん中にボヤ~ッと見えるのが、星ではなくこのオリオン大星雲ことM42。肉眼でも見え、双眼鏡や普通レベルの望遠鏡で見ると
画像ロ

こんな感じでしょうか。赤い星雲の色を眼視するためには、一説では、口径40cm以上の天体望遠鏡が必要とのこと。(画像ロは、画像ホを写真アプリでそれらしく加工したもの)
その意味では、口径5cmのSeestarS50凄いです。1分のライブスタックでも、画像イに近いもの写ります。

まあ兎も角メシエ天体撮り直しシリーズの1枚をGetできました(^_^)
(月齢9で、北天は雲、南天で撮れる天体を思いつかず、それならM42撮っとくかで撮ったことは内緒です)

そして、M42を撮るとやりたくなるのが、トラペジウム・チャレンジ(^_^;)/
画像口の上に見える星のかたまり、4つの星が台形を作って見えることからついた名前がトラペジウム。今ではNASAが数百個の星を観測してトラペジウム星団と呼ばれています。
画像イから画像ロが見える形にするのが卜ラペジウム・チャレンジ(命名者はよしべ~)。

それでSiriLでFitsファイルを読み込んで画像処理をまたまたしてみました(^^;
画像ハ、Fitsファイル読み込み直後のSiriL画面をスクショ
該当部分トリミング
SiriLにFitsファイルを読み込んだ直後は、線形表示なので、画面には数個の星が写っているのみ。その数個の星にトラペジウムもありました(画像ハ)。
ここから、逆畳み込み、PCC、GraXertで背景補正・ディノイズ、SiriLに戻ってトラペジウムを意識しながらストレッチ、トリミング
画像ニ
取りあえずトラペジウムの存在がわかる形で完成(^_^)/
PCCの影響で赤よりの色になってますが、星雲もまあまあ。
不満は、画像ハで分離していた4つの星がはっきりしなこと。

それでもう一頑張り、色を犠牲に
画像ホ
トラペジウム部分のトリミング

残念ながら、今回はオマケしてどうにか3つまで(^^;

『いいかげん、多段階露光かマスク処理おぼえろよ。』いつもの空耳が(^^;


参考資料等
02) Seestarマニア Junpyさんのサイト
03)Constellation StellarScenesさん『星座』へのリンク














よしべ~の業務報告50117(太陽、金星、夕焼け)

2025-01-18 00:59:00 | 業務報告
2025/01/17
昨日SeestarアプリがVer.2.3にアップデート
そして、本日は久しぶりの遠征の日(^ ^)/
朝は、雲で太陽が撮れなかったのですが、
アップデートのチェックを兼ねて午後
太陽(10秒Raw動画からのスタック)
これで、昼の空とSeestarがシンクロするようです。
次に、太陽追尾を終了させ、分厚い合板で遮光
(遠征先での遮光は簡単でした。ベランダと違いアスファルトの地面は揺れないので。Seestarの前に立って、自分のからだで遮光すれば良い;^^)
(太陽観察を含む観望は、機器の破損・災上や失明などの危険を伴いますので、実施される方は、正確な知識を理解した上で充分な注意を払い、自己責任での実施として下さい。)
金星導入スタート、太陽から充分離れたら
金星導入を見守ります。
私は、誤差0.1°になったら、すぐ終了させ、
ライブ画面で金星を確認。確認できたら『中央』ボタンをタップして追尾。

(4倍モード15秒Raw動画からのスタック)
雲が来ると明後日の方向に飛んでいきますが、5回程再導入して、全て導入OKでした。
また、お気づきの方もいらっしやるかと思いますが、今回のアップデートで、Seestar本体内のFitsファイルのトリミングや回転が可能になりました。

今回のバージョンアップの目玉は予約撮影モードですが、私はあまり使わないので(既にASIAIRは実装済)、月と太陽の画像をトリミングし続けてきた私には有り難い機能。

そして、いざC/2023G3アトラス(よしべやコードネーム、アトラス爺さん)を求めて遠征に出発!(結果先に、撃沈)

金星を1時間程追尾させ、
太陽が山に沈むのを待ちます。
いよいよ、その時が

この時のSkySafariのデータは太陽高度約3°

やった!勝った!撮れる!とこの時は思ったよしべ~でした。
そして、日没を待って、アトラスA1を導入。間違えたアトラスG3だ!やり直し!

いない(^^;
その後、様々な方法試しましたが撮れませんでした(^^;
撮れたのはきれいな夕焼け

金星

木星
よしべやに帰宅して
金星と土星のランデブー
駐車場近くでオリオン座と冬の三角
iPhoneでもギリギリ写るもんですね。

以上です。

追記)
Gooblogの先輩方凄いわ、皆さん尾のある彗星を写してらっしゃる。Xでも同様に尾のある彗星投稿されてるので、腕の違いを感じた今日でした(^^;
また頑張ります。