百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

韓国の漁業

2012-04-26 22:14:08 | Weblog
今日は漁業の現状についてのお話。
先日はノルウェー産のサーモンが如何に迅速に空輸され、尾鷲で調理され、全国各地の回転寿司店のお皿に乗せられるかについて教えて頂いたが、今日はヒラメのお話。
今や回転寿司で使用されているヒラメは韓国産がほとんどで、韓国は国として(輸出産業として)特定の漁業を支援しているらしく、設備資金の7割が国の負担で、あとは道が2割負担、事業会社はほぼ1割の負担で事業が起こせ、なおかつその計画は5年間に及ぶという。設備は水深3mの水槽(いやプール)で300平米、全てにおいて世界の最先端の技術が駆使されているようだ。
家電業界と同様に水産業においても明確な世界戦略をもっている国と無策な我が国とでは将来の明暗はあきらか。しかし家電製品と食べ物は何か違う、私たちは本当にどういう“食”を将来求めるのか、今一度明確にしておく必要がありそうだ。

南部絵暦

2012-04-26 00:23:33 | Weblog
百姓とは季節を肌で感じるものだが、少しは暦を身につけていた方がよい。
東北には暮らしの知恵として、その昔、読み書きが出来ない庶民でも理解できる“南部絵暦”の文化をもっていたという。
江戸時代の中・後期、盛岡藩で生まれた、田山暦、盛岡暦には文字がない。
日付や時季、干支も誰もが理解できる絵や記号によって表現されていた。