12月になると、有機農業推進法が制定されたのが7年前の12月だったことから、いつも決まって『有機農業』について考えてみたくなる。
「江戸時代の人口3000万人の時代の循環型社会と比較して4倍の人口持つ現代社会の循環型のそれは同一のモデルで成り立つのか?」という質問がよくあるが、
明治時代の初期のお米の収量は192kg(反あたり)であったが、現代は550kgといわれており、100年あまりでほぼ3倍に。耕作面積も江戸初期に205万ヘクタールだったものが、明治初期には321万ヘクタールになって現代は454万ヘクタールに。
これらはすべて化学肥料や農薬による功績なのか?化学肥料や農薬の功績もあるだろうが、栽培技術の向上や品種改良等もあり、化学肥料や農薬のみを評価することはあまり賢明ではなさそうに思う。
ただ化学肥料や農薬なしで現在の日本の126百万人の食を満たすことが本当に出来るのか?ひとつは有機資材が国内にあるバイオマスで十分賄えるのか、もうひとつは有機栽培によって収量は決して落ちないと言い切れるのか?この2点を何らかの方法で担保で出来れば、有機農業は飛躍的に拡大することになるであろう。
「江戸時代の人口3000万人の時代の循環型社会と比較して4倍の人口持つ現代社会の循環型のそれは同一のモデルで成り立つのか?」という質問がよくあるが、
明治時代の初期のお米の収量は192kg(反あたり)であったが、現代は550kgといわれており、100年あまりでほぼ3倍に。耕作面積も江戸初期に205万ヘクタールだったものが、明治初期には321万ヘクタールになって現代は454万ヘクタールに。
これらはすべて化学肥料や農薬による功績なのか?化学肥料や農薬の功績もあるだろうが、栽培技術の向上や品種改良等もあり、化学肥料や農薬のみを評価することはあまり賢明ではなさそうに思う。
ただ化学肥料や農薬なしで現在の日本の126百万人の食を満たすことが本当に出来るのか?ひとつは有機資材が国内にあるバイオマスで十分賄えるのか、もうひとつは有機栽培によって収量は決して落ちないと言い切れるのか?この2点を何らかの方法で担保で出来れば、有機農業は飛躍的に拡大することになるであろう。