戦後、第一次産業は衰退する一方で、今や就業人口の約7割が第三次産業に従事していて、昭和初期に2人のうち1人が従事していた第一次産業は今や5.1%(平成17年)の人しか従事していない、おそらく更に低下するだろうと言われている。
小作から自作になったものの、農業所得よりも給与所得の方が断然いいということで農地を活用することをやめ街に出て行った者達が多数を占める一方で政府は今後日本の農業を担うのは大型農業しかないといっている。
本当にそうなのか?今までいろいろな施策のもと、大概政府に農家は騙されてきた。でも農家も頭を使うことや身体を使うことが共に嫌でも、なんとなく政府の言いなりになってきた。どちらかというわけではなくお互い様ということか。
確かに、戦後の機械化、単一化、商品化を図った近代農業の一面は正しいのかもしれない、しかし農業は社会性や地域性、そして環境的な側面で決して利益は生み出さないかもしれないが、自然からの大きな恵みを頂き、持続可能な社会の礎となることはほぼみんなが理解できることではないだろうか。
これを欧州のように保護しつつ守るのか、米国のように民営化を図るのか、早晩その結論を迫られる状況になるだろう。
その際、われわれは今一度日本のこの環境の良さに目をつけ、地方に生き残る農業の在り方を再提案すべきなのではないだろうか。
農業者は技術者であり芸術家でありプロデューサーであるべきなのでないかと思う。
そしてその地域地域でそれぞれの特徴を活かし「場所」「気候」「土壌」などの自然環境を大切にしたテロワールを価値とした農作物を育み生活者へ届ける役割を担う時代を迎えつつある。
小作から自作になったものの、農業所得よりも給与所得の方が断然いいということで農地を活用することをやめ街に出て行った者達が多数を占める一方で政府は今後日本の農業を担うのは大型農業しかないといっている。
本当にそうなのか?今までいろいろな施策のもと、大概政府に農家は騙されてきた。でも農家も頭を使うことや身体を使うことが共に嫌でも、なんとなく政府の言いなりになってきた。どちらかというわけではなくお互い様ということか。
確かに、戦後の機械化、単一化、商品化を図った近代農業の一面は正しいのかもしれない、しかし農業は社会性や地域性、そして環境的な側面で決して利益は生み出さないかもしれないが、自然からの大きな恵みを頂き、持続可能な社会の礎となることはほぼみんなが理解できることではないだろうか。
これを欧州のように保護しつつ守るのか、米国のように民営化を図るのか、早晩その結論を迫られる状況になるだろう。
その際、われわれは今一度日本のこの環境の良さに目をつけ、地方に生き残る農業の在り方を再提案すべきなのではないだろうか。
農業者は技術者であり芸術家でありプロデューサーであるべきなのでないかと思う。
そしてその地域地域でそれぞれの特徴を活かし「場所」「気候」「土壌」などの自然環境を大切にしたテロワールを価値とした農作物を育み生活者へ届ける役割を担う時代を迎えつつある。