百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

2018-05-27 22:16:55 | Weblog
最近再び「蚕」が注目されている。
というのは「蚕」のもつタンパク質の分子量が極めて大きいため、タンパク質の合成速度は、培養細胞の100万倍で、多量の目的タンパク質を安価に生産することができるといわれている。
蚕の種類は全世界に1,000種類以上いるといわれており、一世代を年間に何回繰り返すかによって1化性、2化性、多化性の3種類にわけられる、またそれぞれに中国種、日本種、ヨーロッパ種、熱帯種の4種類がある。
養蚕は古代中国から始まったといわれており、その歴史は3000年以上も前に遡る。日本においては魏志倭人伝にも記載されている。
その中で、極めて高いレベルの養蚕技術が今、現代社会から生物工場として注目されている。