ローマとはいえ、あのローマではなくメキシコシティの「Colonia Roma」
モノクロ映画で1970年メキシコシティを舞台にしている2018年のアルフォンソ・キュアロン監督の作品
階級社会の中で、それぞれが小さな幸せを求め、学生が起こすクーデターがいとも簡単に軍に鎮圧される何とも切ない世の中
そういえば最近「富と貧困」をテーマにした作品によく出会う、時代が今一度、崩壊しつつある資本主義、グローバリズムの限界の再認識、そして保護主義、自国第一主義が導く世界への畏怖を映し出しているような気がしてならないのは私だけではないだろう
モノクロのフィルムは銀の粒子が世界を創り出す。カラーフィルムやデジタルフィルムにはない、何か人肌を感じる映像の中に、現代社会が忘れ去ってゆくもの、見失っていくものがたくさんあることに気づいた時にはもう遅いのかもしれない
モノクロ映画で1970年メキシコシティを舞台にしている2018年のアルフォンソ・キュアロン監督の作品
階級社会の中で、それぞれが小さな幸せを求め、学生が起こすクーデターがいとも簡単に軍に鎮圧される何とも切ない世の中
そういえば最近「富と貧困」をテーマにした作品によく出会う、時代が今一度、崩壊しつつある資本主義、グローバリズムの限界の再認識、そして保護主義、自国第一主義が導く世界への畏怖を映し出しているような気がしてならないのは私だけではないだろう
モノクロのフィルムは銀の粒子が世界を創り出す。カラーフィルムやデジタルフィルムにはない、何か人肌を感じる映像の中に、現代社会が忘れ去ってゆくもの、見失っていくものがたくさんあることに気づいた時にはもう遅いのかもしれない