氷点下の朝を迎える
遅い“冬日”の到来に少し戸惑う
一方で身が引き締まる思いにもなる
左官(しゃかん)は、建物の壁や床、土塀などを、こてを使って塗り仕上げる仕事、またそれを専門とする職種のことをいうが、本来は「さかん」と呼ぶようだ
昔は宮中の営繕を行う職人に四等官の主典(さかん)として出入りを許されたからという説があり、実際に左官という言葉が使われだしたのは桃山時代からだったという
土を扱う「左官」に対して木を扱う木造建築の職人を「右官(うかん)」と呼び左官と対になっていたようだ
現在では竹を組んで土塀を塗り込んだ日本家屋は大変珍しくなったが、バブルの頃までは大変忙しかった職種だったそうで、その技術や経験は一朝一夕では決して身につかず、後継者を育てることに苦労したという親方の話を聞いた覚えがある
土壁や土塀の家屋は少なくはなったが、こんな凄い技術をもっとうまく価値伝承できないものか、冷えた身体とうまく廻らない頭で少し考えてみた“冬日”でした
遅い“冬日”の到来に少し戸惑う
一方で身が引き締まる思いにもなる
左官(しゃかん)は、建物の壁や床、土塀などを、こてを使って塗り仕上げる仕事、またそれを専門とする職種のことをいうが、本来は「さかん」と呼ぶようだ
昔は宮中の営繕を行う職人に四等官の主典(さかん)として出入りを許されたからという説があり、実際に左官という言葉が使われだしたのは桃山時代からだったという
土を扱う「左官」に対して木を扱う木造建築の職人を「右官(うかん)」と呼び左官と対になっていたようだ
現在では竹を組んで土塀を塗り込んだ日本家屋は大変珍しくなったが、バブルの頃までは大変忙しかった職種だったそうで、その技術や経験は一朝一夕では決して身につかず、後継者を育てることに苦労したという親方の話を聞いた覚えがある
土壁や土塀の家屋は少なくはなったが、こんな凄い技術をもっとうまく価値伝承できないものか、冷えた身体とうまく廻らない頭で少し考えてみた“冬日”でした