百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

脱石油社会

2008-07-20 23:27:48 | 環境
原油高から様々なエネルギーを活用した未来社会を語る方が増えてきている。
太陽光や風力を活用する方法をはじめ、メタン発酵や稲藁や海藻からエタノールを作り出す方法に至るまで、その議論は拡大・拡散している。
74年のオイルショック以来、資源のない国としてどう経済発展を遂げていくか問われていたが、何と知恵と工夫で各種の課題を解決してきたが、エネルギーについては根本的な課題解決を図らずにここ30年余り過ごしてきた。
環境的な課題も含め、脱石油社会の形成が二十一世紀の大きなテーマであることは誰しもがわかっていたはずであったが、石油が比較的安定価格の場合には石油に依存してしまいがちになる人間としての弱さがあった。
今回、この機会にもう一度社会のあり方から根本的な見直しをする必要に全員で気づき、少しずつ行動や生活様式を変えることが出来れば“災い転じて・・・”となるかもしれない。

夏休み

2008-07-19 22:09:10 | 季節
梅雨はいつの間にか開け、世間では今日から“夏休み”に突入した。
今年のような雨が少ない年は、なかなか百姓泣かせで、これから8月にかけて野菜の栽培が日毎に厳しくなってくる。ハウスの中ではオンシツコナジラミが元気になり、露地で潅水が欠かせなくなる。
また今年の秋冬のテーマは如何にお金をかけずに、ハウスの温度を保つかになりそうだ。ハウスの温度を保つ方法を現在のところ、・被覆するビニール・ヒートポンプの使用等の検討に入ろうと思っているが、もっと他に工夫する必要がありそうだ。

アグロ・イノベーション2008 !2日目

2008-07-17 09:28:40 | Weblog
昨日7月16日から明日18日まで幕張メッセで開催されている“アグロ・イノベーション2008”の日本アドバンストアグリのブースの中でpo-naを出品させていただいている。この装置は自宅のリビングやダイニングに置いて頂く“室内菜園”のススメという意味合いで開発したものだが、喫茶店やオフィスで利用したいという声を頂き喜んでいる。明日まで会場は9時30分~16時30分開催しておりますので、ご都合のつくかたは是非ともご来場下さいませ!お待ち申し上げております。

アグロ・イノベーション2008 !

2008-07-15 23:38:59 | Weblog
明日から3日間(7月16日~18日)幕張メッセで開催される“アグロ・イノベーション2008”に日本アドバンストアグリは簡易植物栽培装置を出品する。この装置はあくまでも実験装置ですが、大規模システムの導入を考えておられ方や少量多品種の栽培をしてみたいと思われている方には打ってつけ!

いつの時代も!

2008-07-15 00:08:42 | 農業
25年前に5千万円かけて30aのハウスの水耕栽培に取り組まれた方の話を聞いた。
もう年齢は80歳に近い。当時の水耕栽培は、まだまだメジャーではなく、技術的にもまだ未開拓な部分も多々あっただろう。果敢に取り組まれた4名の仲間の方々(つまり30a×4)がまだまだ健康で農業に取り組まれていることは誠に喜ばしいことだ。
水耕栽培は、今や工場野菜のベースを作り上げ、工場野菜は今再び注目を浴びている。食糧危機や安全安心のキーワードを単純にクリアできるものとして工場野菜が脚光を浴びつつあるが、そこには何も問題がないわけではない。
20年前の水耕栽培の難易度と現在の工場野菜の難易度はほぼ同程度か、現在の工場野菜の方が低い方だろう。きわめて難易度は低くなっていると思われるが、最終的に植物達が生命を持っている点については、どこまでいっても“生命の不思議”から我々は解放されることはない。
ここに自然に任せる勇気と自然と共に歩む寛容さが大切になってくる。
この気持ちはいつの時代も変わらない!! いつの時代も最も大切なことなのだから。

何が正しく、何が間違っているのか。

2008-07-13 23:37:35 | 農業
農業をしていると、『何が正しいのか?』悩むことが多々ある。
例えば、水をあげれば成長が早まる??というものでもなく、温度も同様で暖かければ良いというものでもない。そこには相対的な関連性の中に適当な水量と適当な温度、適当な湿度と適当な光量等、全てがいい塩梅である必要がある。
でも、全てがよい塩梅なら絶対に健康・健全に植物達が成長するかというとそうでもない・・・植物達は、ある意味で適量よりも少ない方が少しストレスもかかりながら頑張って成長しようする(毎日みていると結構わかるものですし、結果的に気づくもの)し、常に良好な状態を自然界の中で絶えずキープすることは大変難しいため、出来れば自然な変化に対して自在に対応できる身体を形成する方が望ましい。
そう考えると、それぞれの植物達の栽培方法には正解はなく、正解がないということが正解である・・・ことから、様々な環境で、様々な栽培方法がそれぞれに成立し、何が正解というものでもないため、常に相手をみつめながら対話する中に正解をみつけることがどうやら正しそうな気がする、今日この頃・・・というなにやら哲学的なお話・・第一話でした。。

夏到来!

2008-07-12 21:33:04 | 季節
日中の気温は30℃を軽く越え、梅雨明けの声も聞こえぬうちに、・・・本格的な夏到来?!かッ!
携帯で撮った写真も暑さの為か、ボケている。
さて、クイズです。
これは何を撮ったものでしょう??
ヒント 1、琵琶湖
    2、 夏
    3、飛んじゃう!?
    

ハーブ園!!

2008-07-11 20:48:18 | 季節
毎年、今年こそはハーブ園をつくるぞッ!と思いながらなかなか実行出来ていない。いろいろな種類を植えてみたいが、なかなか適した時期に播種が出来なかったり、育苗に時間がかかり、いつの間にか草と草の間に埋もれてしまったり失敗の連続だ。今年は、タイムやセージの指し芽に成功したので、来年は更に種類を増やし、写真にあるようなハーブ園(ブルーベリーフィールズ紀伊國屋さんの山の家のお庭)を圃場の一部で展開してみたい。

蕎麦づくり

2008-07-10 22:27:13 | 季節
今年は蕎麦づくりにチャレンジします!!
蕎麦は、やせた土地でも栽培できるので、やせた土地でのチャレンジとなります。
乾きやすい土地に有機肥料を少し入れ、8月の上旬に播種して、20日後に土寄せ、白い花が咲き乱れ、ミツバチ達が飛び交うと、10月の中頃には蕎麦の収穫が可能となります。出来れば天日干しで、石臼で挽きたいところですが、どこまでこだわって出来るか、今からワクワクします!!!