百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

農業参入

2014-08-21 00:01:05 | Weblog
量販店や外食産業が農業参入を試みている。
中国の問題から国産鶏肉に切り換える方針を発表したケンタッキーや2020年までに自社農場を1000ヘクタールまで拡大したいとするワタミ等企業の農業参入がそれなりの規模で進みつつある。
しかし豊田通商のように出資して生産法人までつくり『日本で最大のパプリカの生産』を目指していた企業が「輸入パプリカを『宮城県産』と偽証」してりすると、何とも残念だ。

夏のそら

2014-08-19 22:54:54 | Weblog
ツクツクボウシが昨日から鳴き始め、もう秋がそこまで来ている。
今年の秋は少し早そうだ。
ところで関西ではアブラゼミが激減しクマゼミが爆発的に増加しているという。理由は様々考えられるようだが、17年ゼミがいるように何かの要因で今年は生まれるアブラゼミが少なかったのかもしれない。

2014-08-18 23:36:25 | Weblog
『1週間を振り返って』
蓬の中にある物質を・水や・アルコール、・オイルで抽出する方法として
採って洗って陰干しした蓬を
・水(精製水)に浸す方法
・無水アルコールに浸す方法
・オリーブオイルに浸す方法 
を試してみました。

玄麦

2014-08-18 01:01:19 | Weblog
『一週間を振り返って』
精白していない麦のことを『玄麦(げんむぎ)』という。
こちらはシバタプラセールファームの『農林61号』、何とも綺麗で、美しい!
シバタプラセールファームには他にパン用の小麦の品種としては『ニシノカオリ』があります。
どちらも無農薬・無化学肥料で丁寧に栽培されています。

セツブンソウ

2014-08-16 20:50:49 | Weblog
『1週間を振り返って』
12日に伊吹山の麓、米原市大久保を訪れる。伊吹ヨモギの再生を検討されている谷口ファームの谷口さんに逢うためだが、現地には少し早く入り“セツブンソウ”の自生地を見学する。
ほとんどが私有地のようだが、一般人も入れるようになっている。
最近は猪による土の掘り起こしがひどく自生地の保全にも獣害対策が必要になってきているようだ。

いのちの種を抱きしめて

2014-08-15 22:19:48 | Weblog
『1週間を振り返って』
9日はナマケモノ倶楽部制作の『ヴァンダナ・シヴァ いのちの種を抱きしめて』を観る機会に恵まれた。
辻さんの座談会にも参加でき、改めて現状われわれの抱えている問題や課題が赤裸々になった。
「みんなはこの現状に絶望しているのではないか?」
「一部の者の趣味的な活動にしかなっていないのではないか?」
「家族や友人にもっと理解してもらえる方法はないか?」等々
何とも難しい問答となる。

植物の不思議  その7

2014-08-15 00:21:57 | Weblog
植物の性格がわかってくると、その植物とどう接すればよいかがわかってくる。
たとえば、写真にあるように発芽した大豆の新芽を摘芯し、根の部分を断根した場合、
新しい芽は主軸から二本に分かれて出てきて、断根されたことで根は倍以上増え、茎は
通常の倍以上の太さに成長する。
こういう栽培は、頑張って生きようとする植物の習性をうまく利用した育苗手法といえる。

植物の不思議  その6

2014-08-13 21:56:28 | Weblog
植物の生きざまは、動けないといった点から、動物と比較して潔さを感じる。
動けないから、我慢しなければならない場合が多々ある。
暑い場合や寒い場合は勿論だが、風が強いときや雨が強い時、虫や動物、菌やウィルスからの侵害等、様々な環境の変化に対応し、またはそれらの与件から忌避して何とか当初からの目的である“種の保存・子孫の繁栄”に努めるべく努力する。
様々な危険を予知したり、危険を察知した場合の対応方法等、そこにはやはり長い年月をかけた英知が詰まっている。

植物の不思議  その5

2014-08-13 00:22:20 | Weblog
花が咲くのは、決してわれわれ人間の気持ちを安らげたり、愉しくさせるためではなく、彼ら彼女達の子孫の繁栄のため、つまり種子を実らせるために尽きる。
種子に至るその方法は、自分で受粉するパターンや風や虫、動物等に委ねるタイプ、実際には花は咲くが受粉しないもの等さまざまな種類に分かれる。

植物の不思議  その4

2014-08-11 23:08:12 | Weblog
良い土とは
・保水性・排水性・保肥力・溶存酸素量・微生物量 を満たしているものといわれる。
植物とうまく付き合うには、見えないけれど土の中の世界も常に意識をしておいたほうが良いような気がする。
土の中は、地表から15~25cmの空気のあるところとないところ、
また地表から80㎝前後より深い常に温度が一定なところ、
地下水がどこまで上がってきているか等
植物の根の張り方に大きな影響を与える。