西洋史概論の設題10問のうち、1・2・5番が「論ぜよ」で、残りが「述べよ」、「説明せよ」、「比較せよ」になっている。1番は「西洋古代史の伝統について」、5番は「ヘレニズムについて」論ぜよというもので、これらは、西洋古代史研究におけるヨーロッパ・アイデンティティからくる特殊性の無批判な受け入れにかかわるものと思われ(私が思っているだけです)、西洋史研究の肝要なところと紹介されている。2番は「アテナイの民主政について・・・」論ぜよというもので、民主政の成立と完成時期からアテナイの民主政を論じよというもの。論ぜよと言われれば、アテナイの民主政の特徴から引き出せないこともないけれども、それが合格答案になるかは不明。
4・8番はアテナイやローマの「社会生活」について述べよというもので、近年、政治関連でなくこうした分野の研究が増えてきたことに対応するものらしい。3番の「紀元前4世紀のギリシアとアテナイ民主政について述べよ」は、この時期のアテナイの民主政が「衆愚政治」とレッテルを貼られていたことへの反論。6・7・9・10番はローマ史の各時代の説明を求めるもの。
とりあえず第1稿は作ったものの、自信のない箇所もぽろぽろあり、しばらく時間をおいて見直しは必要。それから暗記にかからなければいけないけれど間に合うかどうか。とか言いながら明日から晩秋の京都へ旅行に行ってしまうのであります。
高山寺の明恵(みょうえ)上人さん、この態度どう思います?
「京都、行った方がいいっちゃ」(明恵)
私は22日が学校休みだったので、22、23日と、京都を素通りして(笑)奈良に行ってました。桜の季節の吉野には人が多くて行けないかなと思って、紅葉の吉野と、翌日長谷寺と奈良公園に行って来ました。奈良も紅葉きれいでした。不思議と、目で見たより写真の方が紅葉が鮮やかに写るものですね。
京都の紅葉シーズンの人出はどんなものでしょうか?私は行ったことないのですが。
たった今京都から帰ってきました。今年は紅葉が早く、残り僅かでした。京都市岡崎の細見美術館で「驚きの明治工藝」展を開催していたので行ってきました。ご存知かもしれませんが、個人設立の常設展のない美術館で、私は初めて行ったのですが、特別に指定されたもののほかは写真撮影可で、「ブログへの掲載もいいです」とのこと。感じが良く、また、ある種、隠れ家的な雰囲気がありました。観光目的なので、東寺、京都御所、鞍馬、貴船、詩仙堂、圓光寺、二条城へも、鬼のように歩き回り、足がパンパンです。また、ブログアップします。