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毎週小説

一週間ペースで小説を進めて行きたいと思います

武蔵野物語 39

2008-05-31 17:54:34 | 武蔵野物語
敦子から簡単な葉書が届き、退院して母と小金井市に引越した、と新しい住所を知らせてきた。地図で調べてみると、西部多摩川線の新小金井駅になる。
野川公園にも近く、緑の多い場所を選んだということか。
緑豊かなハケの道を、一人創造しながら歩いている、そんな敦子に武蔵野はふさわしいのかもしれない、と誠二はふと思ったりした。

滝沢はその後、郵送で退職願いを送ってきただけで、行方をくらましてしまった。
住まいだった賃貸マンションも解約されていて、連絡の取りようもない。
ゆりこは、誠二の突き止めた黒木の自宅の方から追求しようかと思ったが、仮に黒木に会えたにしろ、何も喋るはずがないだろうから、いまは打つ手がみつからなかった。
ゆりこの父は、また 椿 によく通うようになり、どうやらあちらの二人はよりが戻ったらしい。
相手の雅子は、男性の噂がいつもついてまわる問題の女性だが、ゆりこは好印象を持ち始めていた。

ゆりこと誠二は、昨年の9月以来、久し振りに府中の森公園に行ってみた。
暑い夏の続きよりも、やはり春の緑風は心地よい。
「誠二さん、奥さんは特に連絡してくるとか、ないの?」
「別に何もこないね、僕に、別の女性が居るでしょうと言ったけど、怒っている感じではないし、冷静なのが却って不気味だよ」
「暫くは別居状態で、成り行きに任せて様子をみるってこと?」
「どうしてよいか、分からないんだ」
周りの人々の関係が、皆、中途半端な状態に保たれている。
何も解決していないのだが、特別不幸なわけではない。
ゆりこは一度出直すべきなのではないか、と思い当たった。
父の家を出、誠二とは一旦離れて、仕事を変え何もかも新しくやり直す、そうしないと、行きつく先は一つになってしまいそうで、まだ黄泉の世界に辿り着くには早すぎると、武蔵野の森に抱かれる自分をみつめた。

              -第二部-
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武蔵野物語 38

2008-05-25 20:17:05 | 武蔵野物語
また勝手に抜け出してきたのかと思ったが、病院から何の連絡もないので、きっと了解の上なのだろう。それを悟ったのか、
「大丈夫よ、用事があるので今日一日だけ、と許可を取ってきたから」
と誠二を真っ直ぐに見つめている。
「どんな用事なの?」
「あなた、いるんでしょう、私には判るの、どこにいても」
「いるって・・・」
「私がこんなだから、申し訳ないといつも感じています、あなたに対するお返しは、黙って別れてあげること、だと思うのだけれど、それができれば・・それができないので、わたしも苦しいのです」
誠二は、敦子の涙を初めて見た。知りあった頃の、幼さが残っている様な寂しげな顔だった。
いつも絵画や小説等、共通の話題になると、敦子の表情は桜色に上気して明るくなった。
それを可愛く、可憐に、自分の絵の世界に活かしてきた。桜の絵を多く描いてきたのもそのせいだ。
「私、もうじき退院できるの、そうしたら母と一緒に暮らすので、あなたは心配しなくていいのよ。義務で様子を見にくることもないし、勿論来たい時はいつでも来ればいいんだから」
「完全に別居する気なの?」
「本当に良くなったら、また考えればいいでしょう・・・きっと、直るわ、もう少しなのよ」
もうすぐ病気がよくなると予言?したのか、いつものひとを観察する様な表情に戻ってきた。
「昔、学校に習い事に通っていた頃、滝沢という人と個人的に話した記憶はないの?」
「前にも聞かれたけど、覚えてないわ、きっと大勢の生徒に宣伝の書類を送って、営業活動をしていたのよ」
滝沢が病室まで来たことを言いたかったが、逆にこちらの女性関係を追及されるのを恐れ話し出せなかった。
その日の敦子はおとなしく、一人で隣室に休み、翌日朝食の用意をして済ませると、8時過ぎに病院へ戻っていった。
そして翌日曜日、敦子が退院したのを誠二は後で知った。
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武蔵野物語 37

2008-05-23 21:07:13 | 武蔵野物語
所長が以前勤めていた学校の関係者から連絡がありました、明日会いましょう

と打たれている。
誠二は翌日の夜、仕事帰りに西国分寺駅のカフェで会うようにした。近所でゆりこに会っても構わない、とこの頃開き直ってきた。
18時過ぎに店に入り待っていると、まもなくゆりこが男性を伴ってやって来た。
「誠二さん、お待たせしました、こちらは島田さんです、いろいろ話があるらしいので、来て頂いたの」
誠二は、A学校業務部課長の肩書きが入った島田の名刺を受け取りながら、話を聞き始めた。
それによると、滝沢は転職した後も時々学校の関係者と接触しており、調べていく内に、新しい学校や進学塾の経営を計画して、教師の引き抜きを企てていた事が分かってきた。
資本の出所は外資系で、滝沢はヘッドハンティングされたらしいのだが、ゆりこのいる会社には、ほんのつなぎ程度にしか考えていないのだろうか。
一段落したところで、誠二は質問してみた。
「滝沢氏はずっと独身だそうですが、女性関係はどうでしたか」
「女性社員の評判は、当時は良かったですよ、まあ話がうまいというか、口がうまい感じで、でも個人的な事までは、特に噂も聞きませんでしたね」
「習いに来ていた生徒の中で、親しそうな女性はいなかったでしょうか」
「私は気づきませんでしたが、彼と親交のあった社員に聞いてみましょう」
島田は今後も連絡を取り合っていきましょう、といって先に帰っていった。
「所長はかなりやり手だったのね」
「仕事以外も、じゃないかな」
「そうね」
ゆりこは、誠二の奥さんも網に掛かったひとりでしょう、とはっきり言ってやりたかったが、確証がないだけに、何とかつきとめたかった。

その週末、誠二が会社から帰ってくると、敦子が待っていた。
「昼に、母に来て貰って」
「退院の話は聞いてなかったけど」
「一時的に、よ」
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再会 43

2008-05-19 18:40:28 | 残雪
初めて会った9月の湯沢高原のコスモス、素敵でした。そこであなたに写真を撮られ、全部を見透かされているようで、とても恥ずかしかったのですが、その時気持ちが決まってしまったのかな、といまにして思います。
いつ連絡をしようか、電話でいいから、でもあなたから何の連絡もないのに、やはり迷惑をかける、と迷っていました。
三鷹の方に引っ越した、と葉書を頂いてから早く手紙を書こうと思いました。何か変化があったに違いないからでしょう。
実は私の方にも変化があり、住所を見ればお分かりの様に、いま月岡に住んでいます。私も引っ越したのです。
叔父の親戚に一人住まいのお婆ちゃんがいて、一緒に住んでくれないか、と頼まれたのです。食費を出してくれれば部屋代はいい、月岡温泉は仕事も沢山あるから好きな所を選べるよ、と言ってくれたので移ってきました。静かな五頭温泉郷と違って活気があります。芸者さんも大勢いて夜は華やかですよ。
私は大きなホテルは敬遠して、こじんまりして古風な旅館で仕事を手伝っています。受付から仲居さんまでなんでも屋です。
この旅館はぶらり一人旅にも対応している数少ない旅館ですので、ぜひ無理をしないでこられる時期にお出で下さい。
心からお待ちしております

                            春子

月岡温泉で働いている。この先お座敷回りにも出されるかもしれない、東京に連れ戻すにはどう説得すればよいか、ともかく行くしかない、と寺井は久々に気分が高揚してきた。
梅雨に入る前、できれば5月の後半が動きやすい、急に行って春子を驚かそう、そう決めるとめりはりが出て、この会社に入って初めて本気で仕事をこなしていった。
新潟駅まで新幹線で行き、そこから白新線に乗り換え豊栄駅で降り、バスか車で月岡に向かうのが近道だが、寺井は新発田まで足を延ばす事にした。
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再会 42

2008-05-18 08:23:46 | 残雪
春の薔薇、やはり一番いい。秋に長く咲くときよりも、一斉に咲き揃う華やかさは主役を飾るにふさわしい。
春子は薔薇の様でもあり、薔薇の香りがいつもしていた、そんな記憶が蘇ってくる。
寺井は昨年3月に春子を訪ねて以来、一度も行っていない。別に行けないわけはなかったのだけれど、あの時の彼女を見ていると、会わない事だけが誠意の表し方だと思い込み、その後連絡を絶っていた。
できるだけ雪国には眼を向けないと避けながらも、今年の大雪のなかで春子が働いている姿を想像すると、抑えきれないものが内から湧き上がり、もう一つの故郷に対する郷愁のような感傷が日毎に強まっていった。
以前の会社は辞め、現在は契約社員として小さな貿易会社で働いている。長く勤める気はないので、1年契約更新のいまの状況が都合よく、割り切って休暇もきちんと取っている。
妻は完全な別居生活を希望して、子供を連れ実家に帰ってしまった。一人で都心に居る理由もなく、母を姉に任せて三鷹市の賃貸マンションに引っ越した。できるだけ緑の多い所に住みたい、とここ数年感じ初めていたのだが、年を取っていく準備なのかもしれない。
住所の変更先は春子に葉書を出しておいたが、返事も来ず、夏に行動を起こそうか
と考えだした時、春子からの封筒が届いた。

あれから1年以上経ったことを、長いのか、早いと感じるか、私はどちらでもないとしか言えません。
改めて会いに来てくれた時、どう接してしてよいかわからず、結局曖昧な態度で誤解を与えてしまったと思います。ごめんなさいね。
なんで薬をあんなに飲んでしまったのだろう、いまでもうまく説明できないのですが、春に向かう雪のなかで修さんと過ごせて、私は本当に嬉しくて、楽しかったのです。
いまが幸せでこれ以上はない、心底そう想い酔いしれて、そこで全てを止めたかったのでしょうか、そうかもしれません。
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武蔵野物語 36

2008-05-16 20:05:47 | 武蔵野物語
「ゆり子さん、お久し振り」
雅子は、ゆりこを見つけると一直線に向かってきた。
「この頃お父さんこられないけど、お元気なんですか?」
「ええ、変りはありませんけど」
「そうですか、心配していたので、近い内、ぜひお会いしたいと伝えて頂きたいのですが」
「必ず伝えます、どうしたのかしらね、この頃」
「私がいけないのだと思います」
「何かあったのですか」
「よく来るお客さんがいて、断っても近いから、と毎日の様に送ってくれるものですから、私もつい甘えてしまって・・そういう付き合い方が気にいらないんじゃないかと」
「そうですか、大丈夫だと思いますよ、単純だから、様子をみてうまく話しますから」
「よろしくお願いします」
お礼にといって、今日一番の刺身盛り合わせをサービスしてくれた。
「雅子さん、本気なのかしら」
「本当も嘘、の世界だからね」
「でも、真剣に頼んでいたわよ」
「夜はもう一つの顔っていうでしょう、君のお父さんと黒木という常連二人がこなくなったら、売り上げに響くからじゃないの」
「それだけだと思いたくない」
「信じていたいんだね」
「悪いひとにはみえないの」

数日後、誠二は漸く滝沢と黒木の関係を少しづつ見出してきた。
休暇を二日続けて取ってしまったのだが。
滝沢は学校経営の仕事でもかなりのやり手で、新しく開校する際の場所探しを黒木に依頼していた。
黒木は、大手不動産会社の営業部長だった頃滝沢と知り合い、独立した後も仕事上の付き合いが続いている。
滝沢は上得意の顧客の一人なのだろう。
その二人が同時に姿を消しているのは、犯罪に関わっているのかもしれない。
ただ、ゆりこの会社の決算は終わったばかりなのだが、経理上の問題は全く無く、いたって順調だそうで、金銭絡みではないらしい。
行き詰って困っていると、ゆりこからメールが届いた。
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武蔵野物語 35

2008-05-11 14:46:16 | 武蔵野物語
翌週も半ばが過ぎたが、滝沢は出社してこなかった。本社も調査を開始しているらしく、国立営業所は部長が所長代理を勤め営業しているが、ゆりこは総務部の同期から所長のプロフィールを聞き出していた。
滝沢に結婚暦はなく、荻窪の賃貸マンションに一人で住んでいる。人事部での所長の評価は高く、将来は役員にと期待されていたそうだ。
そのエリートコースに乗っている人が、簡単に会社を辞めるだろうか。ゆりこは他の原因を知ろうと、本社の社員と帰りがけ飲みに誘ったりしたが、いまのところ何も分かっていない。
進展がないので、誠二と 椿 に飲みに行ってみた。
「例の黒木さん、その後何か分かった?」
「それが、この頃ぱったり来なくなったんだって」
「いつ頃から」
「ここ一、二週間だそうだよ」
「父もこの頃あまり寄らなくなってるわ」
女将がまだ来ていないので、誠二は馴染みの頼子を呼び寄せた。
「黒木さん、相変わらず連絡もないの?」
「そうなのよ、どうしたのかしら、帰りは必ず送っていたのにね」
「女将さんも何も知らないの」
「そうみたいよ、電話もないって言ってたから」
口止めとお礼にチップを渡すと、喜んで料理を運んできた。
「そうそう、思い出した」
「どんな事」
「来なくなる少し前にね、中年の男性と珍しく食事をしていたのよ、相手はかなり飲んでいたけどね」
「そう、初めてのお客」
「ええ、私記憶だけはいい方だから、確か滝沢さんて呼んでいたわ」
「滝沢ですか」
隣りで聞いていたゆりこは、思わず聞き直した。外見の特徴を説明すると、
「間違いないわ、その人よ、会えばすぐに分かるわよ」と自信げに話すのである。
「誠二さん、これは一体」
「どういう繋がりなんだろう、まさかこの店と所長が絡んでくるなんて」
「どうやって調べていこうかしら」
その時、女将の姿が見えた。

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武蔵野物語 34

2008-05-06 18:38:05 | 武蔵野物語
「奥さんがなにも喋らなかったら、どうやって追求したらいいのかしら」
「家内の母親に聞いてみるけど、何も分からないかもしれないから、ゆりこさんは出来るだけ所長の情報を集めて下さい」
その日の二人はそこで別れ、ゆりこは会社に戻ってきたが所長は居なかった。留守番のアルバイトに聞くと、急用できょうは帰れないといって出掛けたそうだ。
病院を訪ねる可能性もあるので、誠二にメールを送っておいた。
翌日出社してみると、所長は一日か二日休暇を取ると社員一同に伝えられた。
どこへ行ったのか、ゆりこは昼休みに誠二と連絡を取ったが、昨日は病院に来ていないとの事、しばらくは毎日病院通いをするらしい。
その週の土曜日、二人は病院からも比較的近い、深大寺近くの喫茶店で会うことにした。新緑に囲まれた静かなお店は魅力的だ。
「所長は休んだままなんだ、病院にはまだ現れていないよ」
「そう、おかしいわね、会社にもその後何の連絡も来ていないので、皆騒ぎだしたところよ」
「昨日、敦子に学校と滝沢という名前を知らないか、と聞いてみたんだよ」
「何と言ってたの」
「覚えてない、昔いろいろな学校に通っていたから、その内の一つでしょうって」
「決まり文句ね」
「でもそれとは別に、あなた、この頃、輝いているわね、といって僕の顔をじっと見るんだよ」
「感づいたのかしら」
「前にも話したことがあるけど、あれは霊感が強くて、予知能力とかあるらしいんだ」
「もう知られているとしたら、どうするの」
「全部話すよ、嘘はつきたくない」
「それがいいわ、都合のいい答えは返ってこないでしょうけど」
「話をつけたいんだ」
「そんな簡単にはいかないわ」
「僕には、君しかいないんだ」
「奥さんはあなたを愛しているわ、その気持ちをどうするの」
「何度でも話し合うよ」
それは無理よ、とゆりこは心で叫んだ。
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武蔵野物語 33

2008-05-04 21:00:32 | 武蔵野物語
誠二は滝沢と会う場所を、地元の西国分寺にして、名前も本名で、すべてオープンの状態で相対そうと考えていた。その方が向こうの反応も分かりやすくなる気がしたからである。
休暇を取り、冷たい雨が降る昼過ぎに、所長とゆりこに駅近くのカフェに来て貰う事にした。
早めに店に入り待っていると、約束の時間丁度に二人がやってきた。
「誠二さん、こちらが滝沢所長です」
「はじめまして、井坂です、こちらまで来て頂き恐縮です」
「いえ、駅一つですから」
名刺交換をしながら、誠二は相手の顔色を窺っていたが、表情は特に変わらなかった。
一通り学校の説明を聞き終わってから、話しかけてみた。
「所長さんは、私の名前に憶えはありませんか」
「いえ、特に、大勢の人にお会いしていますので、同じ名前の方もいたかもしれませんが」
「自宅はここから近い西恋ヶ窪ですが、ご存知ですか」
「地名は知っていますが・・」
「よくご存じでしょう」
「詳しいという程ではないですね」
「いま家内は入院しているのですが、実はですね、古い手紙を整理していたら、家内宛に滝沢さんの名前入りの封筒がみつかったのですよ」
「それは学校からの封筒ですか」
「そうです、あなた個人の筆跡入りでね」
「そうですか、以前は学校経営の仕事をしていたので、その時期にいろいろな方に案内状を送っていた中の一通だと思います」
「ところで、先日K病院に行かれませんでしたか?」
「K病院・・行ってないですね」
ゆりこは、二人のやりとりを黙って聞いていたが、滝沢の明らかな嘘に、根の深さを感じずにはいられなかった。
滝沢は入ってきた時と裏腹に、仕事が待ってますので、とゆりこを残し、そそくさと帰っていった。
「ずいぶん慌てていたわね」
「やはり、何かあったんだな」
「奥さんに問いただすの?」
「あれは強情だからな」


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