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毎週小説

一週間ペースで小説を進めて行きたいと思います

武蔵野物語 42

2008-06-27 21:02:15 | 武蔵野物語
デパートに商品を展開する場合、自社から店員を派遣しないと、競争に打ち勝っていくのは大変だが、ゆりこ達の会社の規模ではまだ余力がなく、当面田口とゆりこが交代、もしくは一緒に各売り場を日参してフォローするしかなかった。
吉祥寺から八王子までのデパート、小売店が担当になっている。
ゆりこの専門知識、田口の営業力だが、田口は仕事になると得意先の女性に平気でお世辞を言っている。
「よくあれだけ喋れるわね、どこが不器用なのよ」
途中、お昼を一緒に食べながら、ゆりこは呆れ顔で彼を見ていた。
「仕事って割り切っているからですよ、自分が出たらそうはいかない」
「口説くのも仕事、にすれば」
「そんな、無理ですよ、僕は要領が悪いんです」
「よく分からない人ね」
「そうかなあ、単純なんだけど」
「名前は田口良太、お金持ちの多いS大学を卒業、実家は四谷にある」
「なんでそんなに知っているんですか、まいったな」
「本社総務に同期がいるのよ、テニス部にいたお坊ちゃんなのね」
「控えで終わってしまいましたけど」
「外車なんかに乗ってるんでしょう」
「以前の事ですよ、家は兄貴に任せているので、僕は気ままな一人暮らしなんです」
「苦労知らずなのね」
「いまは苦労していますよ、はみ出し者だから」
「悪いことして追い出されたの?」
「できが悪いんです、勉強は嫌いだったし」
「でも、そんな馬鹿には見えないわよ、ルックスはいい方じゃない」
「誉められてるのか、けなされてるのか、どっちなんだろう」
「両方よ」
「ひどいですよ、それじゃ」
「あはは、言い過ぎたかしら」
「僕だって傷つくんですよ」
「これ位で、それも坊ちゃんのひ弱さかしら」
「沢田ゆりこさん、はもっと違う人だと思っていました」
「あら、私の名前も調べていたの」
「とても興味があったのです」

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再会 49

2008-06-23 20:04:48 | 残雪
翌日、春子は寺井を自分の住まいに連れていった。
周りは、嫁にいった農家の様なところで、今の時代に田園風景は懐かしい。
中に入ると、若い娘が昼食の用意をしていた。
「かおりちゃんご苦労様、お婆ちゃん大丈夫?」
「はい、いつもの薬を貰いにいっただけだから」
叔父だといって寺井は紹介されたが、かおりを目の前にして、その美貌に驚かされた。色が白く、足の線がとても綺麗で、澄んだ瞳がここの空気を伝えている。
「新潟美人でしょう」
春子が、からかう視線をおくってきた。
「本当に綺麗だね」
寺井は他に言葉が出ず、見とれていたが、かおりは何も感じていないのか、ひとなつっこい笑顔を向けてくる。
「僕が叔父さんだって、信じているのかな」
かおりが犬の散歩に出かけている間に、春子に聞いてみた。
「あのこはね、あのまんまの、まだ娘なのよ」
「ボーイフレンドはいるんだろう」
「いないみたいよ、見たことも聞いたこともないから」
「そうなの」
「家が複雑で、母親は一緒に住んでいなくて、あのこが家事からなんでもやっているのよ」
「仕事には出ていないの?」
「本人は働きたいんだけど、周りの世話が忙しくてね」
「それじゃあ、恋愛する暇もないね」
「これからでしょう、そっちは」
かおりが戻ってきて、二人にコーヒーを入れてくれた。
「かおりさん、コーヒーもだけど、料理はとても美味しかったですよ」
寺井は素直に礼を述べた。
「そうですか、有難うございます」
かおりが恥ずかしそうに微笑んだ。透けるような白い皮膚に赤みが差し、輝いてみえる。
「かおりちゃん、叔父さんは東京の人だから、将来就職を考えているのだったら、頼んであげるわよ」
「ええ・・でも私、行けるかわからないから」
「大丈夫よ、きっと、だから諦めないでね」
「はい、その時はよろしくお願いします」

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武蔵野物語 41

2008-06-20 04:40:44 | 武蔵野物語
「優しいってどうして分かるの?」
「感じますよ、いい方だろうなと、だからいいひともいるんでしょう」
「決まったひと、でしたらまだいません」
「そうですか、信じられないな、じゃあ、まだ不特定の人達と楽しくつき合っているんだ」
「そういう言い方はないでしょう!」
「すいません、変な聞き方をして」
「本当にそうね」
ゆりこは泡盛が効いてきたのか、強い口調になっていた。
見かねた、所長代理の水野が間に入ってきた。
「田口君、駄目だよ、女性と喋るのが苦手みたいに、話したばかりじゃないか」
「そうなんです、これだから続かないんだよなあ」
急にしょんぼりしてきた彼をみて、ゆりこは少し慌てた。
「大丈夫よ、私ちょっと酔ってきただけだから」
「そうですか、あー良かった、ほっとしました」
「田口さん、沢田チーフを苛めたら私達許しませんからね」
入社2年目の女性社員二人が睨んでいる。
「そんな事、できる訳ないでしょう、僕にとっては沢田先生なんだから」
「私が、何の先生なの?」
「化粧品と、服装のセンスと、それと恋愛、いや人生に関してかな」
「恋愛は余計よ」
「だから人生全般にわたって」
「田口君、沢田さんはね、僕が国立の所長に是非に、と拝み倒して来て貰ったんだよ」
水野の話は本当だった。営業活動に、できる女性社員を、とゆりこに白羽の矢を立てたのだ。
「僕も頑張ります、といっても最初は体力的なサポートになってしまうんですが」
「ずっとそうなんじゃないの」
ゆりこの隣りにくっ付いて座っている、中山絵里が口を挟んだ。
「そりゃあ、女性の様に化粧品のことは分からないけど、デパートの仕入れ担当は厳しいから、その時は役に立つからさ」
「ともかく、チームでやって行こう」
水野は所長の椅子が掛かっていて、必死になっている。
ゆりこの責任は重くなりそうだ。
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武蔵野物語 40

2008-06-17 04:45:06 | 武蔵野物語
ゆりこは迷ったが、聖蹟桜ヶ丘に一人住まいをする事にした。やはりどうしても好きな聖ヶ丘から近い所に居たく、父も放ってはおけないと考えた末なのである。
職場は変えるつもりでいたところ、新しくきた所長に強く止められ、残ることにしたのだが、八王子に営業所が新設され、人手が足りないので国立と掛け持ちをしてくれ、と頼まれた。
気分一新が目的だったので、渡りに舟だった。条件も考えてくれて、八王子にいく回数も増えるので、女性社員のチーフ扱いになった。
化粧品の売り上げ増大を狙い、主だった通販と共に店頭販売も開始した為、女性社員の補充と強化を進めている。
八王子はスタッフが6名しかいなかったのだが、男性の営業が一人追加され、ゆりこが応援という形になった。
総勢8名が揃ったところで、沖縄料理店で親睦会が開かれた。人気の店内は流木を使った南国そのもので、ライブ演奏が行なわれる日もある。刺身盛り合わせも勿論沖縄産だ。
ゆりこは女性陣の一番年上で、一緒に来た営業マンは田口と名乗り、30才少し上くらいにみえた。
「沢田さんはお一人なんですか?」
打ち解けてくると、田口が話しかけてきた。
「ええ、そうですけど、田口さんは」
「わたしもそうです、まだ縁がなくて」
「スポーツが得意だそうですけど、背も高いし、相手はみつかるでしょう」
「僕は不器用なんですよ」
「それは関係ないんじゃない」
「あるんです、何というか、うまくないんですよ、誉めるのが、いまの若い女性はちやほやしてやらないと、すぐに冷たいとか、不親切だというでしょう」
「どうかしら、やはりひとによるんじゃないですか」
「でも、大体そうなんですよ、だから長続きしないんです」
「縁がなかっただけで、これからでしょう、若いんだから」
「いま、33才なんです」
「まだまだですよ」
「沢田さんは、優しくて素敵だな」
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再会 48

2008-06-14 06:36:56 | 残雪
「孫が何人かいてね、時々遊びにくるの、家庭が複雑だったらしく、よく分からないけど、はたちになったばかりの女の子がよく来るの、可愛いわよ」
話が進んでいくうちに、寺井はすぐに酔ってきたが、春子は相変わらず平気な顔をしている。
「僕には眩しすぎるよ」
「私が、どこがなの」
「本当に、いい女性になった」
「あなたの、せいでしょう?」
「僕は役に立っていない」
「そういう問題じゃないでしょう、あなたのせいなの」
「酔ってきたの?」
「酔ってなんかないわよ、あなたはどうせ飲めないんだから」
こうしていると、1年以上会わなかったのが嘘のようで、いま月岡にいるのも夢物語ではないかと思えてきた。
飲んでいる春子の声を聞いていると安心して、寺井はまた眠くなってきた。
気がつくと、布団にちゃんと寝かされ、春子は静かに座ってお茶を飲んでいる。
「重かったわ、手伝って貰ってやっとよ」
「全然分からなかったよ、どの位寝てた?」
「1時間位かな、疲れてたのね」
「いや、気持ち良くなって、こんなのひさし振りだから」
「私、お風呂に入ってくる」
「家の方は大丈夫なの」
「孫が来ているわ」
そう言うと 美人の湯 に行ってしまったが、今夜は帰らないつもりなのか、寺井は計りかねていた。以前の彼女にも思え、体型が変り別の女性にも見える。
しばらくして、旅館の浴衣に着替えた春子が、艶やかな肌を桜色に染めて戻ってきた。
「修さん、入らないの?」
「今はいい、酔いが戻りそうで」
「そう・・本当によく来てくれました」
「迷ったのだけれど」
「どうして」
「若いひとの迷惑になりたくなかったから」
「そんなことないでしょう、そんなこと」
春子は一直線に向かってきた。いつもそうだったが、変わらなかった。
寺井は、新しい女性を相手にしている様な、別な高まりを覚えた。
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再会 47

2008-06-11 18:39:42 | 残雪
楽しい想いで目を明けてみると、春子が着物姿で待っている。
「着替えたんだ」
「これ、前に着たときの着物と似ているでしょう、あの女将さんがくれたのよ」
水原駅で、あじさいの様な着物姿で待っていた、あれよりも淡い色彩だが、よく似合っている。
「夏っぽくていいね、着物もいまの方が似合うよ、別人みたいだ」
「そう、少しは大人になった?」
「本当に売れっ子になれるよ」
「そう、やってみようかな・・・冗談よ」
料理はすでに用意されていて、寺井が起きたところでお酒を注文した。
「こんなに目立つんだから、色々な話があるだろう」
「どこかの御曹司との見合いとか、親戚の息子の嫁にどうかとか、10回はきてたわよ」
「そんなに・・一度も会おうとは思わなかったの」
「だって、断れなくなりそうで、皆、知り合いばかりの町だから」
「一緒に住んでいるお婆さんは幾つになってるの」
「丁度80才ね、でもとても元気で、耳もはっきり聞こえているわ」
「じゃあ、まだ面倒をみなくていいんだ」
「こっちがみて貰っているのよ、料理は全部作ってくれるし、あの味は私にはできないわ」
「新しい生活は恵まれているね」
「今回は二泊なんでしょう」
「仕事の都合でそうなんだ、でも、契約社員だからな」
「延ばせるの?」
「得意先に派遣されているので、代わりを頼めば何とかなるよ、あと二日くらい」
「そう、無理しないで」
「大丈夫、いまは気軽な立場だから」
寺井は、仕事はどうでもよかった。前の会社を辞めた事は妻には言わず、多少の退職金も入り、それは寺井自身が管理しているので、職を失っても男一人すぐに困らない、と構えていた。
「一度、私の住んでいる所にも招待するから」
「お婆ちゃんの家に?」
「そうよ、大丈夫よ、私の親戚にしておくから、その方が都合がいいの」
「誰も来ないの?」
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再会 46

2008-06-08 16:18:18 | 残雪
「2年はね、短くても2年はこちらで頑張ろうと、それが一時的にでも戻ったら気持ちが揺らいでしまいそうで」
「そうなったら帰ってくればいいんだよ、僕に相談してくれればいつでも手伝うよ」
「自分で何とかしたかったの、だから月岡のお婆ちゃんと一緒に住んでくれないかと言われた時、落ち着けるかなと思ったものだから」
「五頭温泉にいた頃は、あのままだと芸者になってしまうのかと、ちょっと心配だったよ」
「あそこの女将さんはね、そうしたかったのよ、いまはなり手が減ってきてるって気にしていたから、だから踊りなんかはできなくてもいいから出てくれないか、と毎日の様に頼まれていたわ」
「本物の芸者さんにはなりたくない?」
「宣伝の写真に載ったり、ヘルプでお酌に出たりしたものだから、あの娘を連れて来い、ってよくお声が掛かっていたそうよ」
「じゃあ、ここに来れて良かったんだ」
「そう、それもあったし、私は・・・」
「どうしたの」
春子は病気の事を、まだ寺井には一言も話していない。その後、定期健診で再発の兆候は表れていないが、不安はこれからも続いていく。
「ううん、酔客の相手なんて、私うまくできそうもないから、いまの仕事が向いているの」
よほど喋ってしまおうかと声が出かかったが、堪えてしまった。
「この位が一番旅館らしいね」
「20室もないんだけど、お風呂も落ち着いて入れるから、行ってくれば、きょうは空いているわ」
「仕事は大丈夫なの、夕方は忙しいでしょう」
「きょうは休みを貰ったの、待っていたのよ」
寺井はまだ誰もいない風呂に一人浸かっていると、東京の生活はもう終わり、第二の人生を始めた様な錯覚に捉われた。
部屋に戻ってみると、夕食の支度をしてきます、とメモが置いてあった。
寺井は安心感もあって居眠りをしたが、夢半分の中で懐かしさを嗅いだ気がした。


 
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再会 45

2008-06-06 20:42:33 | 残雪
昔ながらの三階建てなので、勿論エレベーターはない。
春子に伴われ、二階に上がり和室八畳の部屋に通された。
「小さいけど、落ち着いているでしょう」
「いいね、ほっとするものを感じるよ」
「周りの人達も家庭的で、とても働きやすいわ」
「君も随分変ったね」
「私、そう・・どこが?」
「豊かになったよ」
「豊かに、なの」
「ゆとり、というのかな、以前は外見も細くみえて、鋭いところがあったけど、いまは全体に丸みが出て、とてもいいよ」
「毎日温泉に入っているし、ここの空気が合うのね、体重は変らないんだけど、太って見える?」
「いや、女らしく、色っぽくなったよ・・いいひとでもできたのかな」
「さあ、どうでしょう」
そう言ってきらきら光る瞳を向けてきた時、寺井は、ああこれだった、と安堵した。
「五頭温泉は静かな森の佇まいだったけど、ここは賑やかだね」
「あそこと比べたらね、温泉は美人の湯だから、いい女性が大勢いるわよ」
「君みたいなひとはいないよ」
「どうして分かるの」
寺井の正面に立ち、真っ直ぐ見つめられると、感触がよみがえり、あの頃の激しい感情が湧き上がって、思い切り抱きしめたくなった。
しかし春子は遠い顔をして、荷物を置くとお茶を入れている。
「修さん、痩せたわね」
「独身時代に戻ったようだよ」
「何があったの」
「いまは、一人で暮らしているんだ」
「別れたの?」
「別居したんだ」
「そう・・・どこに住んでいるの」
「三鷹の方」
「調布に植物公園があったわね、桜や薔薇が綺麗だったでしょうね、春に行ったことはなかったから、あなたと」
懐かしそうに寄ってきた。
「一度戻ってくればいいのに」
「東京ねえ、思い出すと気持ちがいっぺんに行ってしまいそうで」
「無理に抑えることないじゃないか」
春子がしっとりとしてきた。

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再会 44

2008-06-03 20:50:16 | 残雪
少し遠回りするが、新発田城を見たくなったからだ。
春子と眺めた雪の城は風情があったが、あやめ城ともよばれている様に、初夏に向かう今の姿は美しい。
2004年に復元工事が完成されたそうで、隙間なく積まれている石垣が、よけい見た目のよさを演出している。
寺井は春子に会う楽しさと共に、不安も増していた。きっと、もっと綺麗になっているだろう。あの魅惑的な容姿は月岡温泉でも目立つ筈で、多くの男が目をつけ、気に入った相手が表れているかもしれない。そんな時期に中年の冴えない自分が会いに行っても、彼女は白けるだけだろう。
でも、そうなるのが一番良いと以前から考えていたのだから、会って懐かしく思うだけで本望なのだ、と納得する事にした。
新発田駅に戻り、タクシーで20分もすると月岡温泉に着いた。
大正時代に石油を掘ったところ温泉が出たのが始まりで、硫黄分が多く、お肌つるつるの美人の湯、がうたい文句になっている。おみやげ一番は月岡饅頭との事。
温泉街は平坦な所が多いが、背景には春子が住んでいた五頭連邦が控え、新潟の奥座敷は旅情を誘う。
その中程に、これから泊まりに行く、彼女の働いている旅館が大正時代の趣で建っていた。
木の温もりを感じさせる静かな玄関を入ると、受付の女性が一人で待っていた。
「お待ちしてました、いらっしゃいませ」
春子だった。
「知っていたの?」
「私は予約の受付管理から、何でもやっているの」
「随分地味な格好をしてるね」
白いブラウスに紺のスカートをはいている。
「受付ですから」
目の前の彼女は、以前よりふくよかな落ち着きを見せていた。会った頃は着痩せする方で、肩や腕など少女っぽさがあったが、いまは全体にふっくらしている。少しの間でも年月を感じさせた。
「お荷物、お持ちします」
「受付はいいの?」
「後は頼んだから、いいの」


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