水害

夕べ、小雨の中、出発。市内を過ぎた当りから*(雨)*が次第に強くなり超土砂降りになり、ところどころ靄がかかりワイパーが踏ん張っても対向車の雨しぶきがバケツを引っくり返したように降り掛かり、ハンドルもとられる*(青ざめ)*

無理はしたくないので道の駅に各駅停車した。雨足は激しくなったり弱くなったり、とどりね*(ジロ)*雨の状況を見据えて酒田から道の駅戸沢を目指した。最上川と並走する形になる。暗くて見えないけれど最上川の水かさも増しているはず、橋を渡るときは少し恐怖も感じた、見えないと尚更だ。

*(雨)*の中、走り続けていると前方で赤いランプが一斉に振られている。１３号線で見た草薙から向こうの４７号線が通行止めになっているお知らせが本当だったのだ。迂回路があるかもしれないが真夜中の山の中を水かさが増した最上川と走る気にはなれない。あっさりとＵターンして近くの道の駅に*(ダッシュ)*

一晩中、夜が明けても*(雨)*は強弱を交えながら降り続いた。目指していた*(温泉)*にも入れ、主人にサクランボを買い、明るいうちに*(家)*に帰りたいと１３号線沿いを走り，県内に入ったら仙北地方の川が氾濫し田畑はもちろん住宅も水没、大きなビニールハウスは頭の部分が少しだけ水面の上にでていて、見渡す限り濁流で覆われていた。

高速の無料化が終わってこの*(雨)*、高速も通行止めになっていて国道は*(車)*の長～～い列。何時もは通る山道も危ないと判断し、１３号線を北上して帰って来た。走行距離５４０キロ、夕べ、出かけなければ*(テレビ)*でみる水害の恐ろしさを生で目にする事はなかった。

地震にこの*(雨)*自然の力は絶大。被害がない我が家に感謝、命に感謝。