今日は定時に退社、まだ明るい空にオレンジ色の太陽が日本海に落ちていく。
店の駐車場の脇にバスの停留所がある。中から話し声が聞こえるのでふと目をやると会社の同僚が二人、ベンチに腰かけている。
「あ~、あんまりこえぐてやすんでたどこだ。」
いくら頑張っても所詮はパートと会社の愚痴が始まった。何時もは話に加わらないのだが珍しく仲間入り、丁度、喉が渇いていてお菓子の誘惑付きだったからだ。一息つき、席を立とうとしたら、もう一人、同僚が増えてあれやこれやとまた話が始まる。女が集まるとこれだ。
いつになったら帰るの? 上司に受けの良いパートが通りかかったのを気にバス停を後にした。家に帰れば主人とふたり、話をしないわけではないが話題が豊富なわけでない。趣味も違うし、好みも違う。よく今まで一緒に暮らしてきた。お互いの人格を尊重してきたのが良いのかもしれない。やっぱり赤い糸は主人に繋がっていたのか。
田んぼの代掻きが終わっていた、田植が済めば除草剤を蒔かなければいけない。それから水の管理。毎朝の田んぼ通いが始まる。
店の駐車場の脇にバスの停留所がある。中から話し声が聞こえるのでふと目をやると会社の同僚が二人、ベンチに腰かけている。
「あ~、あんまりこえぐてやすんでたどこだ。」
いくら頑張っても所詮はパートと会社の愚痴が始まった。何時もは話に加わらないのだが珍しく仲間入り、丁度、喉が渇いていてお菓子の誘惑付きだったからだ。一息つき、席を立とうとしたら、もう一人、同僚が増えてあれやこれやとまた話が始まる。女が集まるとこれだ。
いつになったら帰るの? 上司に受けの良いパートが通りかかったのを気にバス停を後にした。家に帰れば主人とふたり、話をしないわけではないが話題が豊富なわけでない。趣味も違うし、好みも違う。よく今まで一緒に暮らしてきた。お互いの人格を尊重してきたのが良いのかもしれない。やっぱり赤い糸は主人に繋がっていたのか。
田んぼの代掻きが終わっていた、田植が済めば除草剤を蒔かなければいけない。それから水の管理。毎朝の田んぼ通いが始まる。