わげわがんね。

台風が過ぎ晴れ間が続いている日々、所々で稲刈りが始まっている。

体調が思わしくなく田んぼに行く気力がなかったが秋晴れの今日は体調もほぼ元に戻り、仕事が終わってから４０分、田んぼの草取りに行ってきた。もう少しで稗はなくなる。後はクロに生えている葦だ。　除草剤を付けた葦も枯れるが勢いがなくなるだけ、根元まで枯れても生えてこなくなるのは来年の話だ。

田んぼに４０分、帰ってきてお風呂に入り、夕食の支度に取かかって間もなく、主人が

「おかあさん、ご飯いらない、寝る。」

一言、早く言ってくれればお魚、焼かなかったのに。。。


一人、ご飯を食べているとチャイムがなり、誰が来たかと思ったらわが娘。

「おかあさん、娘だよ～」

今日は孫の定期演奏会だった、その帰りに立ち寄ったのだ。父の食欲がない話を聞いた娘、

「お父さんに具合が悪かったら病院に行くように話したから。」

娘の言うことを素直に聞く主人ではないが一言は助かる。

「おかあさん、今日の味噌汁、なあに？」

う～んとあなた、味噌汁、苦手じゃなかったっけ

「里芋よ。」

「一杯、食べようかな。」

あら、珍しいこと。ついでに主人用の焼き魚をだしたらペロリと綺麗に骨だけ残して帰って行った。焼き魚は残らなくて良かったが主人の体調は如何なものか、心配。

金曜日は調子がよかったのに・・・・

本人はテレビ観戦（野球）しているが明日の朝は


この間の循環器の通院の日、主治医の

「調子はどうですか」

の問いに

「わけわがらね。」

側にいてもわげわがらねもの