Catena Malbec 2006 【 カテナ マルベック 】
健康な頃、私の趣味・趣向にワインがありました。30代の頃よりワインの事を勉強して、ワインをコレクションして飲み頃になるまで自宅で保存していました。
ワインの保存には、温度、湿度の管理がとても重要です。自宅を新築した際には、好きなワインを保存する為のワインカーブを自宅内に作り、時々、ワインカーブの環境をチェックして、ワインを様子を確かめて、飲み頃になるのを楽しみにしてましたが、私が病気に倒れて以来このワインカーブは、手入れすることが出来なくなって”開かずの間”のような場所になってしまっていました。ワインもお酢に変化させてしまいました。
このワインカーブを見ると、保存したワインに後ろめたい気持ちになってしまいました。
この後ろめたい気持ちは、病気に倒れてから手入しなかったバラの時と同じですね。そのバラも昨年は、荒れた庭を綺麗にして”LA VIE EN ROSE”のローズガーデンとしてよみがえり、今ではたくさんのバラが綺麗な花を咲かせて、私達の生活に潤いを与えてくれて幸せな気分にさせてくれています。
先週の17日の土曜の夜は、このワインカーブに大切に保存していました、とっておきのアルゼンチン産のワインを取り出して、マイホーム・ディナーで飲んでみました。
飲みましたワインはCatena Malbec 2006 【 カテナ マルベック 2006 】です。ワインは10年の眠りからさめて、まろやかな味に変化していました。
ワインの楽しみ方は熟成させると一層美味しくなります。10年の眠りからさめてCatena Malbec 2006 【 カテナ マルベック 2006 】は生きていたのでした。感激しましたね。
これを機会に”開かずの間”のような場所になってしまっていましたワインカーブの管理を復活させようと強く思いました。そして、ワインを上手く熟成させて、時間を経たワインの味を”LA VIE EN ROSE”のバラと共に楽しみたいです。
解説: 出典サイト
【 カテナ 】
【カテナ】
http://www.catenawines.com/index.html
【 カテナ 】 カテナ マルベックの可能性と高標高栽培を研究し、世界的ワインへ
◆ ワイナリー情報
原産国: アルゼンチン
地区 : メンドーサ
1.ワイナリーの歴史
カテナの歴史は1902年にニコラ カテナ氏がイタリアよりアルゼンチンに渡り、メンドーサでブドウ畑を開墾したことから始まります。当初は国内消費者向けにワインを造り、アルゼンチン最大級のワイナリーまで成長しましたが、三代目にあたる現当主ニコラス カテナ氏が1980年代に高級カリフォルニアワインの世界での成功・発展に刺激を受け、当時の醸造責任者ホセ ガランテ氏と共に「世界に認められる最高のワインをアルゼンチンで造る」ことを目指し、高級ワイン造りに取り掛かりました。
2001年にフラッグシップである「ニコラス カテナ サパータ」を発売。世界各地で行われたブラインドテイスティングで1位、2位に入る快挙を果たし、世界にカテナのワインが知られるようになりました。
また、その功績が讃えられ、ニコラス カテナ氏は2009年に英Decanter誌の「マン オブ ザ イヤー」に南米の造り手としては初めて選ばれました。
現在は、娘のラウラ カテナ氏もワイン造りに参加し、ワイナリーの中心人物として活躍しています。
2.栽培
アンデス山脈の麓、標高850~1,500mに6つの自社畑を所有しています。同一品種を標高の異なる畑で栽培し、様々なタイプのブドウを生産しています。
山岳地帯の高地にある痩せた沖積土で、冷涼な気候です。そのため、自然と収量は減り、ブドウはゆっくりと徐々に成熟するため、凝縮感の高いブドウが収穫できます。また、冷涼な気候下では光合成が途切れることなく進行するため、ポリフェノールがより多く蓄積されます。
3.醸造
2001年に、ラ ピラミデ畑の中に、最新の設備を備えたワイナリーを建設。カテナ氏は"革新性""先進性"の象徴として、アメリカ大陸の文明の中で最も優れた文明を持っていたとされるマヤのピラミッドを模したデザインを取り入れました。
手摘み収穫されたブドウはこの中の選果台にて選り分けられ、グラヴィティシステムを採用した設備にて醸造が行われます。カテナでは同じ品種を異なる畑に植え、それぞれ別々に醸造し、アッサンブラージュしてワインを造り上げます。
◆ アラモスシリーズ
1993年にカテナシリーズのセカンドワインとしてリリース。ブドウはカテナ所有の比較的若い畑を中心に、残りはアラセスの栽培責任者によって管理された買いブドウを使用。収量を制限し、手摘みで収穫した果実から造られるワインです。
Alamos Extra Brut
【 アラモス エクストラ ブリュット 】
AOC : メンドーサ
品種 : シャルドネ、ピノ ノワール
シャルドネとピノ ノワールを使用。シャルドネがもたらす凝縮感のあるアロマと余韻、ピノ ノワールのバランスの取れた酸味と骨格、複雑味が反映されたスパークリングワインです。
Alamos Chardonnay
【 アラモス シャルドネ 】
AOC : メンドーサ
品種 : シャルドネ
70%を28日間14℃でマロラクティック発酵させます。フレンチオークとアメリカンオーク樽で6~9ヶ月間熟成。トロピカルフルーツや桃を思わせるフレーバーとアロマがあり、バランスの取れた心地よい酸味が魅力です。
Alamos Malbec
【 アラモス マルベック 】
AOC : メンドーサ
品種 : マルベック
フレンチオークとアメリカンオーク樽にて6~9ヶ月間熟成させます。ブラックチェリーや花の香りがあり、口当たりはリッチで煮詰めたカシスやラズベリー、チョコレートなどのニュアンスがあります。
◆◆ カテナシリーズ
カテナが所有する5つの畑から、異なる標高や土壌が織り成すテロワールを表現する区画を選定し、さらに収量を制限して凝縮感のあるブドウを収穫します。
Catena Chardonnay
【 カテナ シャルドネ 】
AOC : メンドーサ
品種 : シャルドネ
80%フレンチオーク樽(新樽比率30%)、20%をアメリカンオークの新樽にて14ヶ月熟成させます。柑橘系フルーツや洋梨、トロピカルフルーツなどのフレーバーがあり、豊かな口当たりと爽やかな酸味を持ちます。
Catena Malbec
【 カテナ マルベック 】
AOC : メンドーサ
品種 : マルベック
70%フレンチオーク樽(新樽比率35%)、30%アメリカンオーク樽にて14ヶ月熟成させます。熟した黒い果実、花、モカ、スパイス、タバコなどのニュアンスがあり、豊かな酸味とミネラル、果実味のバランスが取れたワインです。
◆◆◆ カテナ アルタシリーズ
長年ミクロクリマの研究を行ってきたカテナが、畑の中でも特に優れていると思われる列のブドウを選びます。さらに発酵、熟成の途中で厳密な選定を行い、限られた数量のみをアルタシリーズとして出荷します。
Catena Alta Chardonnay
【 カテナ アルタ シャルドネ 】
AOC : メンドーサ
品種 : シャルドネ
自然酵母を用い、100%フレンチオーク樽(新樽比率50%)で発酵させ、シュール リーで12~16ヶ月熟成させます。熟成した白桃や柑橘系果実を思わせるフレーバーとしっかりしたミネラルのニュアンス。素晴らしいバランスを備えたワインです。
Catena Alta Malbec
【 カテナ アルタ マルベック 】
AOC : メンドーサ
品種 : マルベック
フレンチオーク樽(新樽比率70%)で18ヶ月間熟成。プラムやカシスのフレーバーと黒コショウのノート。フルボディですが、口当たりはソフトで甘みのあるタンニンが感じられます。
記録
天気: 曇
最高気温(℃)[前日差] 24℃[+2]
最低気温(℃)[前日差] 21℃[+1]
挑戦者
とカメラマン(妻)