ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

ホリエモンの実刑判決

2007-03-17 18:53:42 | ニュース 
世間の耳目を集めていた、ライブドアの前社長堀江貴文被告に実刑判決があった。
企業の粉飾決算としては異例の実刑判決だ。被告と弁護団も驚いているしマスコミもそう断じている。

被告側が主張する様に、検察側の描く前社長に責任ありきのシナリオを作り、元幹部たちにその線で証言を迫った構図を否定して、前社長の関連、主導的役割を裁判官が断じた様だ。
被告の側近中の側近が、株式売却益の一部を着服した疑いが拭いきれないが、検察がその事実に目をつぶった疑いも残る事を裁判官も認めている。
この点は不公平感を残すが、一連の構図が多くの個人投資家を欺いた犯罪性を裁判所は重大と判定した。
ホリエモン氏は直ちに控訴して追加の2億円の保釈金を支払い、2審以降に戦いを挑む。

今回のホリエモンと村上ファンドの逮捕に端を発する事件は、多くの問題点を提示してくれた。
株式市場への脱法的な関与と、投資組合を巧みに使った、新たな犯罪の惹起を監視する必要性ある様だ。
金儲けが悪いのか?、人の心まで金で買えるのか?、錬金術に長け法の穴を巧みにくぐり抜ける人種は今後も無くならないだろうと思う。

善良な大衆が損を見ない、健全な経済社会の実現が必要の様だと思った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする