夢は叶うもの？

月１回の歯科検診日である、看護師さんが念入りに歯垢を取り除き磨いてくれる。特に支障のある個所はないのだが、磨き方にムラがあるとのことで、念入りに歯の磨き方を指導してくれる。最後に先生が再度見て呉れるのだが、右上の一番奥の歯はもうダメになっているらしい。今の時点では無理して抜かずに置きましょうとの事である。いずれ自然に抜けるまで待てというのだが「先生、この調子だとどうも私の寿命の方が早く来そうですね」と冗談を言ったら先生は苦笑されている。

この歯科クリニックには、小生も頂いている「金太夫」さんの至言が書いてあるカレンダーが飾ってある。４月のことばは「近いと思えば近い　遠いと思えば遠い　夢ってそんなもの」とある。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

このことばを眺めていたら、自分の今の夢って何だろうか？と考えてしまった。７５歳の後期高齢者になって定年後に「あれもやりたい、これもやってみたい」と思い描いていた事を随分と諦めている。

あれだけ好きだったゴルフは体力的にもう向上が見込めないとの思いから３年前に止めている。更に東京に出掛けてまで好きな歌舞伎を観ることも無くなっている。それでも映画を観たり、読書には余念がないし、プロゴルフのトーナメント観戦やボランティアでの手伝いは続けている。今はカメラを手に何とか人様にも観て頂ける様な写真を撮りたと言うのが、今の小生のささやかな夢であろうと思う。

さらに何とか人の役に立ちたいとの思いから、がんセンター病院のボランティアや、遊歩道で出会う若いお母さんと幼児に声を掛けて上げている。（市長が提唱する、孤立しがちな若いお母さんに幼児虐待うに走らない様に声掛け運動をに賛同して）そんな事を考えていました。