大賀ハスを

千葉公園の大賀ハスを撮りに寄りました。しかしハス池一杯に咲いていたハスの花々は多くが散ってしまっていました。それでも何枚かの写真をＧＥＴしたのですが、その内の一枚をご紹介してみたい。

多くの方がご存知のように、２０００年前の地層の朽ち果てた舟の中にハスの実が３個見つかった。その内の２個が大賀博士により花を咲かせることが出来たことから、千葉公園で長年大事に育てられて来ている。さらに古代のロマンを感じさせるこの大きな花は、多くの地方に種分けされた大輪を咲かせている。

この大賀ハスは、朝早く花を咲かせて夕方には閉じる、これを３日続けて、そして４日目には大きな花弁を散らしてしまうのである。この池のハスの花は咲き終つたら、雑種が入り込まれない無いようにわったらすべて伐採されて翌年に引き継がれると聞いている。

小生は毎年このハス池には３～４回は撮影に出掛けてみている。特に早朝の咲き始めた花の色は実に美しいので、日の出前に出掛けることもある。そして散り始めた花の命のはかなさも心に残る風景を見ることになる。