ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

百人一首の事

2014-12-16 17:28:31 | 独り言
先週土曜日の朝日新聞be版の、beランキングのコーナーで面白い記事を発見した。「百人一首で好きな歌」を朝日新聞のウェブサイトのデジタル会員に登録の方1550名(男性56%、女性44%)にアンケートした結果である。

回答者の方の好きな歌は、1位は「田子の浦にうち出てみれば・・・」(山部赤人)、2位は「花の色はうつりにけりないたずらに・・・」(小野小町)、3位は「あまの原ふりさけ見れば春日なる・・・」(安倍仲麻呂)とあり、さらに20首が紹介されている。

文学好きの小生も若い時に百人一首の歌を必死に覚えた記憶がある。今の若い方はどうだろうか?、正月には家庭でも家族で札を並べて、読み手の声を聞きながら取り合った記憶がある。

かるた取りに有利になる歌の覚え方に、歌の当初のことばが一文字なのが7首ある。「むすめふさおせ」から始まる歌である。この言葉で始まる歌は、今でもスラスラと出て来る。さらに同じ言葉「うつしもゆ」で始まる歌が2首づつあるのだが、計10首の歌も同様に覚えている。

そこで小生の好きな歌を思い出してみると、ランキング7位にある「忍ぶれど 色にいでにけりわが恋は ものや思うと 人の問うまで」(平兼盛)である。また落語の題材にも取り上げられている歌に「ちはやぶる 神代もきかず龍田川 からくれなゐに 水くくると」(ランキング6位)と言うのがあるのだが、こちらも好きな歌である。

新聞を読みながら、若い時の事を思い出しこんな事を考えていたのでした。
コメント (4)
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