年末のこの時期のTV番組はなかなか見るべきモノがない。ついチャンネルを回してアチコチの番組を観てしまう。
その中から、昨夜のNHK2チャンネルのEテレビ。京都は南座の顔見世興行から「仮名手本忠臣蔵7段目一力茶屋の場」をじっくりと拝見した。たしかメーリングサークルのメンバーの歌舞伎好きの方も感想を寄せていたと思う。
この演目は18代中村勘三郎追善と銘打ってある。主役の大星由良助は片岡仁左衛門であるが、それに配して亡き勘三郎の子息である中村勘九郎が寺内平右衛門に、中村七之助がお軽の役で出演している。足軽ながら主君の仇討に加わりたい一心から、大星の仇討の真意を知った妹のお軽を手に掛けようとし、涙ながらに父と勘平の非業の死を語り聞かせる場面は素晴らしい出来である。
一昨年に急逝した父親の追善に、2人のご子息が立派舞台を勤め上げている。特に勘九郎の熱演ぶりには感激である。好漢勘三郎の後継者として、2人の子息には是非とも父親を超える歌舞伎役者に育って欲しいと思う。
その中から、昨夜のNHK2チャンネルのEテレビ。京都は南座の顔見世興行から「仮名手本忠臣蔵7段目一力茶屋の場」をじっくりと拝見した。たしかメーリングサークルのメンバーの歌舞伎好きの方も感想を寄せていたと思う。
この演目は18代中村勘三郎追善と銘打ってある。主役の大星由良助は片岡仁左衛門であるが、それに配して亡き勘三郎の子息である中村勘九郎が寺内平右衛門に、中村七之助がお軽の役で出演している。足軽ながら主君の仇討に加わりたい一心から、大星の仇討の真意を知った妹のお軽を手に掛けようとし、涙ながらに父と勘平の非業の死を語り聞かせる場面は素晴らしい出来である。
一昨年に急逝した父親の追善に、2人のご子息が立派舞台を勤め上げている。特に勘九郎の熱演ぶりには感激である。好漢勘三郎の後継者として、2人の子息には是非とも父親を超える歌舞伎役者に育って欲しいと思う。