サッカー日本代表拠点幕張に

日本サッカー協会は、日本代表の練習拠点を千葉市美浜区の県立幕張海浜公園内に建設することを決めた。東京湾の海浜にも近いことから、ビーチサッカーを含む初めての総合的な日本代表の練習拠点として「２０１８年」完成を目指す。

同施設の建設には、関東の十数の自治体から設置の誘致があったが、幕張地区は「成田、羽田両空港からのアクセスも良く、ホテルが多数あるのも評価された様だ」と県の担当者が語っている。建設予定地は、現在プロ野球の千葉ロッテＭが本拠地としているＱＶＣマリンフィールドに隣接した東京湾岸沿いの土地で、現在は海浜公園として一般に開放されている。

新施設は「ＪＦＡナショナルフットボールセンター（仮称）」として、１８ヘクタールに自然芝と人工芝の複数面のピッチ、ビーチコート、クラブハウス等を併設する。男女、年代別の代表、フットサル等のチームの強化だけでなく、指導者の養成も行う。日本サッカー協会は土地を県から借用して４０億余円の費用で建設を予定している。

千葉県知事と千葉市長も、新施設の建設はスポーツ振興につながり、地域活性化の目玉になると大歓迎を表明している。早急な完成を待ち望みたいものだ。