ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

羊と鋼の森

2018-02-13 10:51:33 | 読書
宮下奈都さん著「羊と鋼の森」文春文庫発行。

北海道の山奥の小中学校しかない集落から出て来て、ひとり暮らしをして高校に通う主人公外村。
たまたま学校の体育館に設置のピアノの調律に来たピアノの調律師と出会う。
そこで調律師の真摯な仕事ぶりに魅せられて、調律師養成学校に進む事を決心する。
やがて卒業後、大手の楽器店に調律師として入社する。
かって出会い魅了されたベテラン調律師の板鳥、ピアニストを断念して調律師となった秋野。
さらに先輩柳の元で見習いをしながら、腕を磨く毎日を迎える。
ある家庭のピアノ調律で出会った、双子の高校生の姉妹との交流が生まれる。
様々な顧客と、3人の先輩に鍛えて貰いながら、腕を磨く主人公の成長の過程が描かれている。
全く音楽とは縁のない生活を送って来ながら、如何に素敵なピアノの音が導き出せるのだろうか。
苦悩する主人公の若い情熱に魅了され、一晩で読了してしまった。


                  

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