MISATO V20スタジアム伝説
~最終章~ NO SIDE
ついに西武のライブがファイナルを迎える。1986からのライブ映像が大スクリーンに映し出されみんな一斉に立ち上がる。次の瞬間前が見えないことに気づいた。あちゃ!僕は小さい方だけど、今日ほど見えないのは珍しい。前の女の子3人組はまったく前が見えないだろう。それからは大スクリーンから目が離せなかった。美里がどこで歌ってるかもわからなかったからだ。でもどこにいても楽しめるのが西武のライブなのだ。
入場時に配られた青い紙を頭上に掲げる、スタンドを見ると白くV20という人文字がつくられている。満杯のスタジアム、これだからスタジアムライブはやめられない。ひとのパワーというか気を感じる。胸のおくから熱いものがこみ上げてくる。
カウントダウンが始まりすでに会場は最高潮。パンパンパン!と花火の音がしてギュイーーーン、1曲目はGROWIN' UP。そして美里が気球に乗って登場。涙がジワリ。近くを気球に乗った美里が通りすぎる。美里はスタンドの方を向いているので顔は見えない。美里っーって叫んでた気もするけど叫んだのかもうろ憶え。
それからのぼくは歌が始まるたびに、当時のことを思い出したり、涙があふれたり、青いV20のプラカードを振ったり、踊って歌ったりして忙しかったけど、微熱のようにぽーっとした感じが続くこととなる。
V20ウルトラメドレーは選曲の予想をはるかに超えた内容で、1985から2004までの歌をその年が書かれた花道を一歩一歩すすみながら30分で20曲以上歌い上げた。この20年の思いがぎゅうっと詰まっていて、聴いてるぼくもこの20年がフラッシュバックする。涙腺は開きっぱなしだった。後で聞くと泣いてるひとはけっこういたようだ。みんなが泣いてるライブは知らないひとが見たらたまげることだろう。おまけに歌ってるひとまで泣いてる。
そして今まで関係してきたスタッフや友人たちの名前がスクリーンに映し出される。美里らしい演出。これほど多くの人たちがいたからこそ、美里はここまできたし、こうしてぼくたちも美里の歌を聴いてこんなにすばらしいライブを堪能できる。ありがとう。感謝です。
ジャジャジャジャッ、「センチメンタル カンガルー」でスクリーンに映し出されたのは佐橋君ではないか。ここでも涙。いいよ、いいよ、佐橋君。
「チェリーが3つ並ばない」で再び気球が登場。乗っているのは千里さんではないか。近くを通ったときに千里ーっ、千里ーっを連発。ここでは泣かなかった。
「10 years」は泣きました。千里さん、いい曲です。美里さん、ずっと歌ってください、この先10年も、と毎年歌えば気がついたら40年ぐらいたってるかもしれません。
圧巻の「Lovin' you」もう何もいらない。このまま終わってくれと思っていたら「まだまだ夏は終わらない!」と美里がさけび再び「夏が来た!」で会場の大合唱。大粒の涙を流しながら歌う美里。後方ステージで歌う白い衣装のちっちゃな美里が光り輝いていたのを脳裏に焼き付けた。
そしてふっと気がついたときには美里がスタンド中央の階段をのぼって消えてしまっていた。最後の美里の姿を見逃してしまった。あちゃー!
終了後スクリーンに映し出された次の言葉
What's next?
Where's next?
See you next summer
anyway, anywhere!
次の夏も美里に会える、美里の夏は終わらない。
~最終章~ NO SIDE
ついに西武のライブがファイナルを迎える。1986からのライブ映像が大スクリーンに映し出されみんな一斉に立ち上がる。次の瞬間前が見えないことに気づいた。あちゃ!僕は小さい方だけど、今日ほど見えないのは珍しい。前の女の子3人組はまったく前が見えないだろう。それからは大スクリーンから目が離せなかった。美里がどこで歌ってるかもわからなかったからだ。でもどこにいても楽しめるのが西武のライブなのだ。
入場時に配られた青い紙を頭上に掲げる、スタンドを見ると白くV20という人文字がつくられている。満杯のスタジアム、これだからスタジアムライブはやめられない。ひとのパワーというか気を感じる。胸のおくから熱いものがこみ上げてくる。
カウントダウンが始まりすでに会場は最高潮。パンパンパン!と花火の音がしてギュイーーーン、1曲目はGROWIN' UP。そして美里が気球に乗って登場。涙がジワリ。近くを気球に乗った美里が通りすぎる。美里はスタンドの方を向いているので顔は見えない。美里っーって叫んでた気もするけど叫んだのかもうろ憶え。
それからのぼくは歌が始まるたびに、当時のことを思い出したり、涙があふれたり、青いV20のプラカードを振ったり、踊って歌ったりして忙しかったけど、微熱のようにぽーっとした感じが続くこととなる。
V20ウルトラメドレーは選曲の予想をはるかに超えた内容で、1985から2004までの歌をその年が書かれた花道を一歩一歩すすみながら30分で20曲以上歌い上げた。この20年の思いがぎゅうっと詰まっていて、聴いてるぼくもこの20年がフラッシュバックする。涙腺は開きっぱなしだった。後で聞くと泣いてるひとはけっこういたようだ。みんなが泣いてるライブは知らないひとが見たらたまげることだろう。おまけに歌ってるひとまで泣いてる。
そして今まで関係してきたスタッフや友人たちの名前がスクリーンに映し出される。美里らしい演出。これほど多くの人たちがいたからこそ、美里はここまできたし、こうしてぼくたちも美里の歌を聴いてこんなにすばらしいライブを堪能できる。ありがとう。感謝です。
ジャジャジャジャッ、「センチメンタル カンガルー」でスクリーンに映し出されたのは佐橋君ではないか。ここでも涙。いいよ、いいよ、佐橋君。
「チェリーが3つ並ばない」で再び気球が登場。乗っているのは千里さんではないか。近くを通ったときに千里ーっ、千里ーっを連発。ここでは泣かなかった。
「10 years」は泣きました。千里さん、いい曲です。美里さん、ずっと歌ってください、この先10年も、と毎年歌えば気がついたら40年ぐらいたってるかもしれません。
圧巻の「Lovin' you」もう何もいらない。このまま終わってくれと思っていたら「まだまだ夏は終わらない!」と美里がさけび再び「夏が来た!」で会場の大合唱。大粒の涙を流しながら歌う美里。後方ステージで歌う白い衣装のちっちゃな美里が光り輝いていたのを脳裏に焼き付けた。
そしてふっと気がついたときには美里がスタンド中央の階段をのぼって消えてしまっていた。最後の美里の姿を見逃してしまった。あちゃー!
終了後スクリーンに映し出された次の言葉
What's next?
Where's next?
See you next summer
anyway, anywhere!
次の夏も美里に会える、美里の夏は終わらない。