入院数日後から、携帯で撮っておいた病院食。
薄味だけれどしっかり味がついていて
毎回食事が待ち遠しくなる美味しさだった。
同室の糖尿病の患者さんも同じ食事だった。
だから彼女は、こんなに味がついていて良いのか先生に聞いたそうだ。
すると先生ニヤッと笑って仰ったそうだ。
「うちの食事は特別だよ。出汁にこだわりが合って
調味料をあんまり使用しなくても、こんな風に味がつくんだよ。」って。
真ん中は右の方に有る緑は、主人がほうれん草を
茹でたら多過ぎたと言って、わざわざ持って来てくれた。
入院中は、普段見せない優しさを時折見せてくれた。
とても嬉しかった。
でも、「何を持って来て。」と頼むと、何がどこにあるか分からなくて困った。
白地の花柄と、、ズボンは紺色上は白と縞柄の２枚のパジャマを
絵まで描いて仕舞っている場所まで説明して頼んだ。
持ってきたのはピンクの娘が帰った時様のパジャマと、
どうしてか夏用の薄いチェックのパジャマ。
洗濯も毎日しないので仕方がない。夏用はさすがに持って帰ってもらって
取り敢えずピンクは着た。
普段から家事をしない主人と言うのはこんな時困るなぁ。
まぁ、まぁ、ここに書ける程度の事は許されるが、
まだ酷い事もあった。もう腹を立つを通り越して笑い話だぁ！！ってことも。
近いとはいえ、毎日２回通ってくれた事は嬉しい事だった。
感謝しているよ。
