東京駅八重洲口で待ち合わせをしようとしたらスポーツカーの展示スペースがあった
道行く人が立ち止まっては写真撮影をするそのクルマはホンダのNSXだった
チェーン駆動のS600に憧れた少年時代のあの頃からすれば隔世の感だ
四輪車を作り始めた頃のホンダ車は確か数十万円だったはずだが、目の前のスポーツカーは三千万円近い価格が設定されている
ディーラーにこの話をしたらすでに複数台売れているというではないか
欲しい人がいるのだよ、この世の中には
財政出動と金利政策だけの経済政策に批判の声が上がっている
円安誘導は輸出関連産業の元気を取り戻したかに見えたが、先行き不透明感と何より不況で安いものしか売れないし店じまいが多い
クルマ作りはデザインの占める比重が大きいと思うが、何より設計のコンセプトが重要だ
大枚をはたいて耐久消費財を購入する未来が描けないのと、生活を楽しくさせるような製品が出てこない
マイナーチェンジの繰り返しと価格の高騰では、必要に迫られなければ買うわけにはいかない
またメーカーは性能の向上だけでは不十分だと思うのだ
ライフスタイルの提案まで考慮しないことには経済の行く末は何ともはやお先真っ暗だ
これを産業界に求めるのか、経済界か、はたまた政治にか
Far Away, Rev. Dennis Kamakahi
Dennis Kamakahi - Far Away (HiSessions.com Acoustic Live!)
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