夢の介音楽夜話

音楽、アート、グリーン、クラフトなどなど徒然なるままに

ライブの魅力(2)

2015年12月29日 | 音楽


とあるライブスポットでの話
開店以来10年間ハワイ音楽が演奏されることはなかったと思われるお店に、昨年忘年会でお世話になった

それから何回か、ライブでお世話になっているうちにまるで異質なジャンルであったはずのハワイ音楽に親しみを感じてくれるようになった
経営者であるNさんが我々のCDを買い求めてお店でかけてくださる、そのうち常連さんたちの中にも興味を示す人が出てきた

どうもこれまで耳にしてきた商店街でかかる「ハワイアン」とは異なるようだ
そのうち「知らない曲をもっと聴きたい」とまで言ってくださるようになった

「ウクレレ」と「フラ」は今や日本で大人気だ
マニアや専門家の領域が日本全国規模に広がり、米国本土でも同じような現象が起こっているようだ

これはYOUTUBEなどインターネットの普及によるところが大きい
参考用に弾いたウクレレ映像にアメリカからコメントが寄せられたり、世界中から「どんなもんだい?」映像が次々と発信される時代になった

経営者Nさんとに言わせれば「有線放送やCDから流れる音には限界がある」と
「やはり生で演奏する音を目の前で聴いて欲しい」という

ライブの魅力は、そこにセットされた機材やミュージシャンの歌や楽器から出てくる「生の音の世界」にある
既成概念を打ち破るような音楽であったり、思いがけぬ世界が展開するのもライブの魅力だ

音楽を通じて聴衆と送り手側とのコミュニケーションが行われる

先日の忘年ライブではハワイ音楽、ジャズ、和製フォーク、J-Popなど様々な音楽が流れた
そしてそれらが何の違和感もないところが面白い

カウンターに座っていらしたお二方が帰り際、私のベースにコメントを残していかれた
ああ、聴いていてくれたんだ、と嬉しかった


Nさんと話していて、このブログで綴っているようなことをお店で演奏しながら話してみようかと思いついた
十数人でいっぱいの小さなお店だからこそできるシリーズ物をやってみようかと

毎回ゲストを招いて四方山話をしながら演奏をしていく、お客さんには一杯やりながらお付き合いいただく
そう、夢の介音楽夜話ライブ版、さてどんな演し物にしようかしら





The Brothers Cazimero "Pua Lilia"

The Makaha Sons "Ke Alaula" (live) マカハ?サンズ

Keala Makaha Sons


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