富良野のラベンダーが世に知られたのは昭和の終わり頃の国鉄のカレンダーに載ってから、自分も「いつかあそこへ行ってみたい」と思った。
2輪の免許を取ってオートバイでツーリングに行って、ラベンダーの苗を分けてもらって持ち帰った。
内地では育たないよといわれたが、いろいろ工夫して毎年花を咲かせられるようになった。
素焼きの鉢(テラコッタ)の半分まで砂利を入れて過湿を防ぎ、同時に夏の高温を下げることが出来た。ラベンダーには化学肥料を絶対に与えないのがコツ。
ラベンダーは年を経ると木質化して木のようになる、寿命は7年~15年と言われている、我が家の場合は10年位かな。
普通は寿命が来る前に枝を切り挿し木して更新するのだが、去年の大雪で木が裂けてからしてしまったのだ。
いつもの場所にあったものが無いと寂しいので北海道にラベンダーを注文しておいた、今は本州でも育てやすい種類のラベンダーが売っているがやっぱり富良野のラベンダーがいいのだよ。