岸田ダンスアカデミーへようこそ~ゆーこのおしゃべり小部屋

川越から社交ダンスで世界を笑顔に!
身体に無理のない美しい踊り方・魅力あふれる表現、ワンランク上のレッスンを提供!

初の試み

2017年04月03日 | ブログ
昨日は、母がお世話になっている施設で、ご縁があって、レクリエーションの時間に社交ダンスを見ていただきましたデイサービスの方・入所の方、約70名の方がお揃いでした


私の備忘録も兼ね、今回のブログは少し長くなりますが、良かったら読んで下さいね。また、レクリエーションされてる方の体験談などコメントをいただけたら今後のためにも嬉しいです。


さて。
私達は、施設で踊らせていただくのは初めての経験。社交ダンスそのものに興味があるわけではない方々の前で、どう楽しい時間を過ごしてもらうのか。しかも、二人だけで30分くらいの間がもつのか。…そう思うと、パーティーでデモをするというのは、すごく恵まれた環境で踊らせていただいてるんだなぁと思いました


前置きが長くなりました
とにかく、今回のコンセプトは「ダンスと共に音楽を楽しんでもらう」ということで、日本の1960年代の歌謡曲から4曲選びました手拍子したくなったり、口ずさみたくなったり…それぞれの時間を過ごしていただけたらなぁと

恋のバカンス(ザ・ピーナッツ)
真っ赤な太陽(美空ひばり)
スーダラ節(植木等)
見上げてごらん夜の星を(坂本九)

1960年代に私達はギリギリ生まれてませんが~私達も知っていて今でも耳にする曲ならば、世代を越えた名曲なはず
そして個人的な感想ですが…古い曲だと侮ることなかれ!歌にパンチがきいていたり、歌詞と歌詞の間にも歌があるような高い歌唱力の歌手の名曲というのは、リズムが細かい振付でも踊りやすいのです。これは面白い発見
なので、私達自身、このデモンストレーションの練習が楽しかったです

あとはトークを合間にはさみながら、手拍子の練習をしてもらったり、肩の力を抜いてもらう体操をはさんだりして、見てるだけでなく何かに参加できたらいいかなぁとプログラムを考えてみました。


さぁ。本番やいかに


「恋のバカンス」「見上げてごらん夜の星を」で踊ってるときに、歌ってる声が聞こえてきました
「真っ赤な太陽」「スーダラ節」で手拍子が聞こえてきました
予想以上の反応をいただきました
トークにもお返事がけっこう返ってきて、場が一方的にならずに済みました

そのおかげで、私達はより一層楽しんで心を込めて踊らせていただけました
私達のダンスそのものはどうだったのかはわかりませんが、一時のレクリエーションとして刺激になってくれていると願います「見上げてごらん夜の星を」の一節に、「ささやかな幸せを祈ってる」というコトバがありますが、そのようであれば嬉しいです

職員の方からは、「素敵でした」「金スマで楽しみに見てるんですけど、ナマで見たのは初めてで楽しかったです」など、直接の感想をいただきました。良かった


そして。私の母はというと…1曲目の恋のバカンスで、既に泣いてしまっていて~危うくもらいそうになりましたそこは岸田先生と顔を見合わして笑ってやり過ごせましたがその後は楽しそうに見てくれてました
見てもらうのは、かれこれ4年ぶりになりますし、こうした機会でもなければ難しい状態なので、私としてはとてもありがたいご縁でした
パソドブレのリクエストには応えられなかったけど(やっても良かったなと後悔)、特にスーダラ節が楽しかったそうです。実は私もお気にいりです




次にやる機会をいただけたら、もっと工夫してやりたいなぁ自分達の価値観でやってしまったところを見直したい
選曲の幅を1960年代以前とか唱歌とかにも広げて探してみたいし。
皆で1コーラスくらい一緒に歌うコーナーを設けてもいいかもしれないし。
ルンバでしっとりより、明るく楽しく終わった方が後味がいいのかもしれないし。
一組でラテンを踊るなら端々の方が見やすいようにフロアをもう少し狭くしても良かったかもしれない。
もし有志がいれば、数組でやると賑やかそうで更に楽しさが倍増するかもしれない。

また、職員の方も一緒に楽しんでもらうというのも大切なんだな、と歌のボランティアをしているお友達からのメッセージで感じました。日頃から大変な職員の方もレクリエーションは絶対必要だと思います


こうした活動は、自分の心がやりたい!と思ってこそ成り立つものだし、アイディアもでてくるものだと、改めて思いました
そして、快く引き受けてくれた岸田先生にも感謝です
またこうしたきっかけをくれたのは母なのかもしれません


レクリエーション活動を既に継続してやってる方に敬意を表しつつ、私達も小さな活動になっちゃうだろうけど楽しみながら続けていけたらいいなぁと思ってます